(きのうのつづき)
14日の読売新聞朝刊社会面で、
白須賀貴樹代議士が
東京地検特捜部から事情聴取を受けた
具体的な内容が明らかになった。
関係者の取材によるもので、
北海道にIRリゾートの誘致を計画していた
中国企業「500.com(ドットコム)」社から、
2017年12月28日に100万円を受け取ったことを
認めたというのだ。
同社のプライベートジェットで
中国・深センの本社を訪問したあと、
マカオの高級ホテルに29日まで滞在。
その最中に訪問したショッピングモールの
通路上で受けとったというのだ。
帰国後に
2018年にIR実施法が成立した頃から
同社元顧問の紺野昌彦被告(贈賄罪で起訴)を
マレーシア企業関係者とIR議連幹部との
面会の席を作り、
酒々井町のショッピングモールの視察にも
同行するなど
明らかに「500.com」社の利益にかなう行為を
していたわけだが、
結局検察は
起訴された秋元司被告と違って
「IRに権限のある政府の役職には
就いていなかった(記事より)」ので
立件を見送っている。
しかし、地元の県議らは
重大な事態と受けとめたから
「次の総選挙は応援できない」
という意思表示を見せたのだ。
それが抗議文ではないのか?
秋に解散総選挙が噂される中での
この記事は今後においても
大きな影響が出てくることになるだろう。
いまの白須賀貴樹本人の気持ちは
「いまのタイミングで解散だけは
やめてほしい!」
ではないのか。
いっそ秋元氏のように
自民党から出て行って
そして自ら議員バッジを外して
裸一貫、無所属から
政治活動をやり直してみたら
いかがかと思う。
もはや逃げられない立場なのだから。