コロナウイルスの緊急事態宣言で、
「出来るだけ外出するな」を守れと言われているが
それでは家や住居を持たない人たちは
どうすればいいのだろうか?
東京新聞の7日の社会面には
「ネットカフェ難民 恐々」
「使用制限で居場所なし」の見出しで、
住居がなくネットカフェやマンガ喫茶、または
サウナなどのスパ(スーパー銭湯)などに
寝泊りする人々が
営業自粛、または使用制限がかかることで
「居場所を失う」のではないかという声が出た。
営業を止めることはしなかったが
これから先はイベント自粛や
インバウンド経済の崩壊で
失業者が増える恐れがある。
そうなると、居場所を失うどころか
ホームレスとなって
都内の外を転々として
知らぬ間にコロナウイルスを媒介してしまう
恐れがある。
そこで、
認定NPO法人自立生活サポートセンター「もやい」は
新型コロナウイルスの影響で
住まい・居場所を失った人のために
「オリンピック選手村」の一部を開放してくださいという
署名活動をネットで実施。
8日までに4万筆を集めたが
この問題に関する関心が
マスコミ報道などをみても
今一つである。
これは「自己責任」に関する問題ではない。
感染拡大を阻止させるのためには
住まいと仕事を失った人たちを
安心して「巣ごもり」をさせることが
もっとも大事なだ。
まさか感染拡大が止まらなかったら
この人たちが悪いと言い訳するのだろうか。
もしも政府が本気でこれを考えているとしたら
絶対に許してはならない。
そうでなくても家がある世帯でも
経済支援策はあまりにも
日本は貧弱すぎる。
これではコロナウイルスが終息しても
貧困がより拡大する恐れがある。
それこそが
ほんとうの「国難」になるはずだ。
そして9日の同じ東京新聞の朝刊社会面。
ネットカフェ「DICE」の全17店舗が休業したことを
伝えた。他のネットカフェにも影響することもあり
都は都営住宅と民間アパート400戸分と
ビジネスホテル100室分を確保する予定すると。
ぜひとも「しっかり」