陸上自衛隊オスプレイはずっと木更津に置いておけ

防衛省は、陸上自衛隊が今年秋に導入する

輸送機オスプレイ5機を陸自木更津駐屯地

暫定配備する方向で最終調整に入った。」

「同省は今月末に発足する

 離島防衛の専門部隊「水陸機動団」の移動手段として、

 新年度分5機を含むオスプレイ計17機を

 2021年度までに導入。

 機動団の拠点となる陸自相浦(あいのうら)駐屯地

 (長崎県佐世保市)に近い佐賀空港への配備を目指す。

 しかし、佐賀県内では、

 陸自ヘリが民家に墜落する事故が2月にあり、

 配備はより難しくなっている。」

www.asahi.com

オスプレイは既に沖縄で部品が落下する事故のみならず、

海上に不時着する重大事故を起こしている。

それでもアメリカに忖度して陸上自衛隊のために

購入して配備させるのだから国民にとっては

やっかいものが増えるといった感じだ。

しかしここまで来たからには

ずっと木更津駐屯地に17機すべてを置いておけば

いいのではないのかと思ってしまう。

なぜなら米軍のオスプレイは整備拠点としての

木更津駐屯地が定着している。

www.tokyo-np.co.jp

海兵隊所属の3機が整備完了して東京湾付近で試験飛行

(公表していないが)した後に普天間基地に戻っている。

このやり方がこれからもまかり通るのならば、

配備される場所は離島の近くでなくてもいいのではなかろうか?

実績のある整備拠点で万全な準備をした上で

スクランブルがあった時に輸送の拠点である

九州の駐屯地に飛んでいけば済む話ではないのか?

どだい佐賀空港オスプレイ専用の整備に関する

設備をつくることが税金の無駄遣いにならないか?

それにヘリ墜落で佐賀がもめているのならば、

どちらかといえば国の政策に従順な

千葉県と木更津市に協力を頼んだほうが

合理的にコトは運ぶのではないのではと思う。

それに来年の東京オリンピックパラリンピックを迎えて

これらの行事を狙ったテロ行為が懸念されている。

ならば離島防衛より首都東京の防衛を優先させる

ために木更津にオスプレイを集中させて、

終了後は2025年万博を控える大阪の

八尾駐屯地または関西国際空港にずっと置いといたほうが、

安全保障の点からしても良いことになるのではないか?

もちろん木更津に配備されたからには、

飛行ルート及びその周辺の騒音対策などの

情報公開を防衛省に要求することを忘れてはならない。

県や木更津市が動かないのならば市民が動かなければならない。

そしてこれらを全て無視されたら

オスプレイ飛行差し止めを請求することになるだろう。

というよりはこれくらいの態度で臨まなければ

オスプレイは沖縄のみならず、

日本全体の脅威であることがいつまでたっても解消されることは

ないだろう。

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2018年7月1日オスプレイ暫定配備に反対する木更津デモ行進


www.saga-s.co.jp