駅前で署名活動をやっていた。
「東海第二原子力発電所の再稼働に関する住民説明会を
原子力規制庁に求めてください」という内容だった。
東海第二原発は、2018年11月で40年を超えたが、
安全対策の新基準に適合すると認め、11月7日に
最大20年の運転延長を許可したが、
那珂市は10月に再稼働反対を表明し、
水戸市議会も6月に再稼働反対の意見書を可決している。
また原電の和智信隆副社長が報道陣へ
「拒否権という言葉は新協定の中にはない」と発言し、
6市村から発言の撤回と謝罪を求められている
ことで合意どころか地元との溝を深めてしまった。
既にここで事故が起きた場合に、
三十キロ圏内の水戸市民約四万三千八百人を受け入れるため、
松戸や柏など東葛6市との間で協定が結ばれているが
これが現実的に受け入れが可能なのかという
疑義の声が上がっている。
これからの東海第二原発の再稼働がどのように動くかを考えれば、
説明会を求めるのもわかる。
まき散らされてきた歴史的事実もあるのだ。
私は迷わず署名した。