東京臨海広域防災公園で行われたが、
芝生の広場に敷き物(といってもコンビニのレジ袋)を置いて
そこに座るといったスタイルで参加したが、
久しぶりに見たものがあった。
てんとう虫だった。芝生のなかに生えている草に
住み着くアブラムシを食べて移動していたのかも
しれない。ちょこまかと歩きながら、
そして少し羽を広げながら、集会の空気とは
なにか違ったペースでのんびりしていたのを
見て、写真に残そうと思ったが、
あまりにも小さくて、意外にレンズ(携帯電話の)の中に
収めるのが難しく、手製のプラカードに入り込んだところ
をかろうじて撮れたといった感じだった。
それにしても憲法を考える機会に
昔の自然を当たり前のように感じたこと、
これに巡り合えるとはどんな偶然なのだろうか。
それは平和とは何かを考える基点なのだろうか。
平和を例えるのならば花ではないかと考える人は多い。
しかし花の周りにはたくさんの生き物が集まる。
その生き物が調和する所に平和があるのではないか。
その調和が崩れれば、破壊と対立、その先には戦争がある。
この会場の近くには大都会がある。
日々競争が行われることが当たり前になっている
この街の近くで、てんとう虫が見られたこと。
これからも大切にしなければいけない。
なおこの臨海広域防災公園には色とりどりの花壇や
小径もあって、ちょっとした散策も楽しめる。