#名護市 #安和 で工事用ダンプが警備員をひき逃げ死亡事故を起こした( #沖縄 #辺野古 #抗議 #琉球新報 )

新聞記事をWEB記事の見出しだけでは

真実どころか事実すらもわからないことがよくある。


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写真は先月29日の東京新聞の社会面より。

辺野古新基地建設抗議 警備中の男性死亡」

「ダンプにひかれる」

28日に沖縄県名護市安和の国道で

「人がダンプにひかれた」との通報があり

現場の捜査で明らかになったのは

名護市の警備員(47歳)が

辺野古埋め立てに使う土砂が載っている

ダンプにはねられ、頭を強く打って死亡。

それは現地で抗議活動中の那覇市に住む無職女性(72歳)が

ダンプに抗議するために車道に出た女性と

止めに入った警備員が

「左折したダンプに巻き込まれた」

その結果、前述だけでなく女性も足の骨を折る重傷を負った。

SNS上では抗議した女性が悪いとか

活動家とかヘイトデマまがいの書き込みが多い。

しかし女性らは抗議のために

ダンプの行く道を「牛歩」しようとしたという声があった。

www.sankei.com

「牛歩で抗議者が道路を横断し終わると、

 警備員がダンプカーに合図を送り、

 1台だけ出すという『暗黙のルール』があったとされる。」

「(捜査関係者による声で)座り込んだり、寝転んだりといった

 道路における禁止行為がない限り、法令に基づく取り締まりは難しい。」

上のHP記事からの抜粋であるが

これを見ても抗議する側は

道路交通法に違反する行為は一切やっていないことを

警察側はちゃんと認めているし

牛歩によって、埋め立て工事全体のスケジュール管理に

どれだけの影響をもたらしているのか。

これをきちんと国が公表しない限り

重症を負った上に「活動家」というセカンドレイプまで受けた

女性は法的に何らかの責任を負う事はないはずだ。

むしろ左折巻き込みで

死亡事故を負わせたダンプカーの運転手は

ひき逃げによる容疑

道路交通法違反、危険運転致死傷罪、過失運転致死傷罪のうちの一つ)

が課せられるはずなのに

まるでそれが問題視されないのが異常極まりない。

(本土のみならず沖縄のメディアも同じだった。)

もう少し本質を見極めた上で

情報を拡散させるべきではないのか。

事故の翌日、現場に花を添えて

警備員の死を悼んだのは

「活動家」呼ばわりされている

現地の住民なのだ。

それを「ヤマトンチュ」は絶対に無視してはいけない。

(写真は2020年6月21日に撮影。)

(追記)

下のHP記事によると

ダンプは安和の桟橋から出て

本部町に向けて出口から左折したところで

被害者2人と接触したと伝えた。

安和で土砂を載せて

本部港まで移動して、ここから船に積み替えて

海路で埋め立て地点まで搬送しようとしたと推定される。

キャンプハンセンまで陸路の移動だと

あちこちで妨害行為に遭うことを恐れたようだが

そんな大掛かりなことをする力は

現地の住民にはないことはわかっているはずだ。

死亡事故の加害者は国だということが

よくわかる情報だった。

ryukyushimpo.jp