16日、叔父の病院の付き添いから帰宅するときに
工業用ミシンが置かれているのを見た。
その家の人が仕事にためにずっと使っていたのかなと。
昔は家庭用のミシンが必ずお家にあったはずだし
お仕立て用にさらに専門的なミシンを使っていた人も
いたんじゃないかと思う。
しかし時代が変わって
ファストファッション(ユニクロなど)が
当たり前になって
なんでも安く衣類を買うことが当たり前になると
服のお仕立てを近所で頼むことがなくなってしまう。
私や他の人たちがそんなことに気が付かないうちに
工業用ミシンを見る機会が減っていく。
時代が変わってしまったといえば
一旦は納得はいくが
それでも寂しさを感じる。
そういえば外国人労働者の不当労働行為が
問題になったとき、
工業用ミシンをドキュメントの映像でちらっと見たことがある。
強制的に残業をさせられても
その手当が出なかったとする許し難い
この現場にミシンがあった。
なんともやり切れない。
喜びを与えてくれる存在が
悲しみばかり生み出すことができないなんて
本当に嫌になるだけでしょう。