あまりにもやりきれない話だ。
きのうの東京新聞朝刊の3面で
大地震が起きたあとに
なぜ輪島市で大きな火災が起きたかを
検証する記事があった。
15日公表した原因調査結果の速報によると、
火元とみられる輪島市河井町の住宅で、
焼け跡から見つかった電気配線に溶けた痕跡が認められた。
この住宅では石油ストーブなど火気を扱う器具を使用していなかったが、
テレビやエアコンといった電気製品は使っていた。」
消火器に出てくる表示にもあるが
電気火災というのもある。
電線やコードの劣化などによって
漏電からの静電気による発火もあるらしいが
大地震でそうなる可能性が高くなる上に
木造住宅が密集している地域(木密地域)は
さらにそうなることが多くなると。
あの時は大津波の警戒ばかりに集中して
初期消火などの対策どころではなかったかもしれない。
被災者たちには悔やんでも悔やみきれないことばかりだが
今後は地震のあとの防火をどうすれば良いのかが
焦点になるだろうが
やはり住んでいる個人と地域が防災力を上げることが
重要とのこと。
でもなんだか、しんどいですよね。