4年ぶりの #松戸市 災ボラ訓練の付け足し


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きのうに続いて

8日に参加した

災害ボランティアセンター(災ボラ)運営訓練のことを

書き足しておきたい。

訓練が終わった後、

いつもお世話になっている

特定非営利活動法人千葉レスキューサポートバイクの

藤田治さんの講義があった。

ボランティアセンターの運営は

訓練にあったボランティア参加を希望する人々の対応だけでなく

書類等の作成・管理や

活動で使われる資材(機材)の清掃や整備

活動場所のマッピングやそのための地図データの入力・作成

さらにニーズ(被災者からの)調査など。

藤田さんがそれらに付け加えて強調していたのが

被害状況と活動の記録と

マスコミ等の取材対応のことだった。


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ボランティアの参加者の中には

自身のSNSなどで被災地や被災者の状況を

勝手に写真や動画で拡散させることもあり

正確な情報を伝えるために

災ボラが記録作業を行っていくことや

マスコミのインタビューで被災者が

「いま○○が足りないんです!」と答えたことで

特定の物資が被災地にたくさん届いて

対応が出来なくなることも多い。

そこで災ボラが取材の窓口となって

現時点での情報が正しく共有できるようにして

支援がスムーズにいくようにするということだ。

最近ではボランティア登録もデジタル化しているが

それでもデータ入力は人力でやることが多い。

訓練では紙方式で行ったがそのための整理作業、

駐車場の誘導・整理、ニーズの電話受付や

調整会議など、災ボラには実に多くのスタッフの力が

必要になる。

だから藤田さんは今回参加した方々に

災ボラのシステムを知ってもらうことと

そこから地域や職場で話してもらって

災ボラが立ち上げられたときは多くの人たちが

自発的に協力してもらえるようにしてほしいと。


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藤田さんはレスキューサポートバイクではない

本業で能登半島に赴いたが

被災した家屋が危険判定されたことが多く

ボランティアは2次災害を防ぐために家屋に入れず

現地の災ボラは苦肉の策として

家屋の前に黄色いテープを貼って

ここから外まで被災家屋の家族らが家財道具を運び出し

テープから外にいるボランティアたちはここから

手伝うという方法にしたのだと。

余りにも辛いことだ。

これからもそういうことが多くなるのか。

もうこれ以上地震が続かないでほしい。

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