飛行機も避難所も #ペット で大きな壁があるとは( #能登半島地震 #羽田空港 #JAL機 #スターフライヤー #避難 )

きのうの日刊ゲンダイでは

2日のJAL機炎上で機内に手荷物として預けられた

ペットの犬2匹が死んだことで

ケージに入れた上で席に持ち込める、というよりは

一緒に搭乗できるようにすべきじゃないかという意見が

芸能人のX(旧ツイッター)からたくさん上がったことで

議論を呼んだということだ。

www.starflyer.jp

その一方で東京と北九州などを結ぶ路線がある

LCCのスターフライヤー

条件つきでペット同伴の搭乗ができるようになったとのことも。

もちろん2日の事故のときは

ペットと一緒に避難ができるのかという問題もあり

冷静な議論が必要だと結んでいたが


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能登半島地震では

避難生活が長期化することで

2次避難(ホテルや集団住宅の借り上げ)や

仮設住宅にペットを連れていけるのかという課題があると

きのうの東京新聞夕刊の記事より。

記事によると火災などもあった輪島市では

市内48か所の指定避難所のうち

ペットと同行できるスペースがあるのは

輪島高校だけ。(9日午後3時現在)

教室1部屋のみがペット連れスペースとして

用意されて7世帯が犬や猫とともに過ごしているが

夜間に泣いたり暴れたりするときは

車の中で面倒をみているそうだ。

思えば「ペットは家族の一員だ」と

世間で言われているわりには

非常時にはモノ扱いされてしまうペットの扱いについて

東日本大震災どころか阪神淡路大震災から

課題になっている割には大きな変革が見られない。

民間の団体や獣医師同士のネットワークが

自主的に動いていることは知っているが

過去に参加した災害ボランティアリーダーの活動でも

ペットと避難のことが議論どころか

疑問にも出なかった。

ペット自慢のテレビ番組が多くあるのだから

ぜひともこの件も取り上げて欲しいとこだが

なぜか、みんな他人事扱いするんだよな。

私はペットを飼ったことがないのだが

飼っている全ての日本人が考えて

議論してもらいたいのだ。

www.tokyo-np.co.jp

www.nhk.or.jp