入管法「改悪」反対の声が大きくなっているが…

あの難民認定のときに

特定の参与に恣意的に審査が集中していることが

明らかになったことから

立法事実に満たしていないとして

入管法「改悪」反対の声が大きくなっているが


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松戸市民ネットワーク「たんぽぽ」より。

先月7日に高円寺中央公園で入管法改悪反対集会が行われた、3500名が参加。21日では渋谷で

7000人参加の反対集会も。ウィシュマさんの妹さんも国会は再発防止のための議論をと訴えた。)

明日6日に参議院の法務委員会で

事実上の強行採決で可決成立されそうだ。

きのうも反対のアクションが

国会前などで行われている。

www.msn.com

「仲間を殺すな」

この言葉の意味とは、たとえ日本の国籍を持たなくても

日本の社会で生きていくことを選び

地域や周囲とのつながりを続けたいと願う

「外国人」も私たちと同じ仲間だという叫びである。

入管法改悪のキーワードでネット検索すると

この文言が最初に出てきた。

「入管法「改正」案は、

 国内の専門家やNGOからのみならず、

 国連の特別報告者達や国連人権理事会の恣意的拘禁作業部会からも、

 厳しく批判されている。

 そもそも、日本の入管行政の問題として、

 紛争地などから命からがら避難してきた難民や、

 日本人と結婚する等、日本に家族がいる外国人の人々に、

 法務省/入管庁が不当に在留許可を与えず

 『不法滞在』扱いしていることがある。

 入管庁の調査でも、

 退去強制を命じられた外国人の9割以上が

 自主的に帰国しており、

 『送還忌避者』、つまり帰国を拒む人々の多くは、

 上述のような事情がある人々だ。

 つまり、入管法『改正』案は、

 本来、保護したり在留資格を与えたりするべき人々を

 『犯罪者』扱いし、

 実際に強制送還したり刑罰を与えたりするというものなのだ。」

news.yahoo.co.

これは2021年4月に最初の改悪案が審議されたときに

国会前で反対アピール行動が行われたときに

ジャーナリストの志葉玲さんが書いたものだ。

この時はウィシュマさんが名古屋入国管理局(入管)で虐待死を受けたことが

明らかになったことで世論の批判を受けて廃案になったが

いまの国会で提出された「修正案」も

その内容はほとんど同じだ。

一時は立憲民主党(立民)が修正に応じようとしたが

難民認定手続き中の外国人であっても申請回数が3回以上に

なった場合は強制送還できるという内容などが変わらないことから

反対を決めた。

もっともその立民はれいわ新選組が決めた

斉藤健法務大臣の問責決議案を出さないことを決めたり

大阪入管の医師が酩酊状態の診察をめぐって

2月の時点で知っていたとか知らなかったから

いまの国会で質問したとかどうでもいい小競り合いをやっているのだから

野党第一党がなにをやっているんだという状態で

さらに「ガーシー逮捕」とかいう

当事者以外はどうでもいいというニュースばかりで

良心ある国民の怒りがメディアに響いてこない。

「このまま法案を通すのは、無辜むこの人に、

間接的に死刑執行ボタンを押すということに等しい」

(一橋大大学院の橋本直子准教授。先月21日の衆院法務委員会の参考人質疑より。)

「不法滞在」は政府法務省そして入管がつくり上げた

ただのレッテル貼りです。

決して犯罪者ではないのです。

「無辜」とは無罪を同じ意味なのです。

www.tokyo-np.co.jp

 

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