国を越えて生きる音楽家たちを想う( #ショパン #自由な風の歌 #武蔵野市 #武蔵野市長選 #武蔵野市議補選 #住民投票条例 #ヘイトスピーチ #在日朝鮮人 #崔善愛 )


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先月13日に成功で終えた

「自由な風の歌17」コンサートに続いて

合唱団の実行委員の有志が

きのう武蔵境のスイングホールで

企画を担当した

崔善愛(チェ・ソンエ)さんのピアノコンサート

ショパンを聴きながら~『国』を越えて生きる音楽家たち~」

を開催した。


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武蔵野市の平和と文化を考える月間の最後を飾るイベントだそうで

会場は満杯に。


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私は前日の土曜日に予約をしたが

キャンセル待ちだったが、

空席案内のお手伝いをする代わりに

関係者席に座らせてもらった。ただただ感謝を。

ショパンを中心に

歴史の動きに翻弄されて

生まれ育った国を離れた音楽家の曲が

ピアノで奏でられたが、

私のような人間はその音楽家たちの

苦しみを心の底から理解できないという

弱い所がある。

アンコール前の最後に弾かれた

ガーシュインの「アイガットリズム」。

以前どこかのミュージカルの告知CMで聞いたことがあるような。

とても明るくリズミカルな曲だった。

これも国を越えたものなのかと思ったら

第二次世界大戦前の1930年に作られた曲で

両親は東欧系のユダヤ移民として(父はロシア・母はベラルーシ。)

アメリカに来て

ジョージとアイラの兄弟が産まれた。

この2人が黒人コミュニティの風俗をテーマに

ミュージカル音楽を手掛けたこともあり

この曲のほかに「サマータイム」などが

後のジャズにおけるスタンダードナンバーになっている。

民族や国籍の壁を音楽で越えることは

すべての人々に喜びと安寧をもたらし、

それが平和への創造へとつながる。

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また休憩あけの第2部では

同じ合唱団員の是枝香琳さんと崔さんとの対談があった。


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是枝さんは大学時代にパレスチナ問題を研究したこともあり

最近ヨルダン川西岸地区や東エルサレムに行ったことを。

パレスチナ人は完全に外に出られず、

大きな通りの家のドアには鉄を打ち付けられて

2階の窓には金網が貼られていた。

なぜかというとユダヤ人の入植者が

石を投げつけたり、窓に上って

家のなかに侵入したりするのを防ぐためなのだと。

また東エルサレムでは他の人たちとお茶を飲んでいたら

イスラエル人が大ぜいでドドーッと駆けるところを見た。

後でテレビを見たら

少年がイスラエル軍に銃を出して向かってきたということで

射殺されたということ。

しかし他の人たちは何も驚かずにお茶をしていたということで

攻撃と対立が日常化されているということだった。

しかしガザがこうなる前には

パレスチナ人やユダヤ人などが一つになって

演奏する機会をつくった指揮者などの活動があったそうだ。

しかしいまはどうなっているかどうかがわからないので

気がかりだと。

私たちは音楽を聴く余裕がある。

平和がある。それは当たり前であることを

もっと世界に広げていくにはどうすれば良いのか。

考えなければいけないことは山ほどある。


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この日は武蔵野市長選と武蔵野市議補選の告示があった。

(投開票日はクリスマスイブの24日)

住民投票条例を巡って

激しいヘイトによる暴力があった武蔵野市

なんとかこれが拡大しないことを望みたいが

江東区長選のような低投票率にならないことを祈りたい。

(それにしても菅直人さんは・・・・。)

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