終わった・・・「自由な風の歌」コンサート15

無事に終わって良かった。

この時間を共有できたことに感謝を。

そして少しだが生きる希望の芽が見つけることが

できたことに感謝を。

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(ゼネプロ前のピアノ調律中を撮影。)

13時に会場に到着して

係になっていた席の札張り作業を行う。

間隔を空けるために重要(全席自由のため)で、

完成後はまさに市松模様になった。

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ちなみに席を空けておいてくださいの札は

ブドウの実のイラストになっていて

季節感があるなと思った。よくバツ印のデザインが用いられるようだが

こっちのほうが殺風景にならなくて良い、そう思った。

練習は比較的軽く済み、

ゼネプロでは実際に立つ位置確認をしたが

本番では少しずれてしまい、

周りの方に声をかけていただいて

合唱開始。

体をすこし揺らしてリラックスさせて

声を完全に出し切った。

多少の緊張はあったが

体がガチガチにならずに済んで本当に良かった。

 

さて、他の演奏では

崔善愛(チェ・ソンエ)さんのピアノによる

ショパンノクターンスケルツォNo2の作品31が

圧巻だったが、

戸島さや野さんのバイオリンと橋爪恵一さんのクラリネット

室内楽アンサンブルによる

「兵士の物語」も凄かった。

作曲のストラヴィンスキー第一次世界大戦の後に

これを作ったと崔さんの解説。

戦争は終わっても勝った側も負けた側も

大きな傷を残すこと。これを曲に込めたのだと。

戦禍で生まれ、コロナ禍にも通じるストラヴィンスキー《兵士の物語》のメッセージ|音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」 (ontomo-mag.com)

兵士と悪魔と、そして現実と夢と本とバイオリンと。

未来を幸せなものにするためには

すべてを実現させようと思うな、

選択はたった一つだ。

それでも人間は欲張ってしまう。

そこに悪魔が入り込む、わかっていてもやめられない。

時には楽しく時にはもの凄く、

心に入り込んでいった。

youtubeでは演奏のものばかりだったが

コンサートでは合唱団の指導でお世話になった

飯村孝夫先生の朗読風のセリフも入って

すごくわかりやすかった。

 

さらに「小さな空」の編曲を担当していただいた

太宰文緒さんも都立高校の教員だったことを

知って驚いた。

これだけ多くの人々に支えられたコンサートが

また来年も出来ますように。

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