いまから1か月前の話。
写真週刊誌の記事で
華々しく登場して注目を集めながら
相次ぐ不評による経営悪化で
その店舗の数が激減したと報じられた、
焼き牛丼の「東京チカラめし」。
(2015年時点で140店から15店、その後現在は2店に!)
関東地域で唯一営業していた
千葉県の新鎌ヶ谷店が11月4日。
店子としての契約が切れたとの理由で
最後の営業日となってしまった。
そこでガザ抗議行動の前に
用事をすませて新鎌ヶ谷駅のガード下にある店舗へ。
店の前の券売機で食券を買う方式だが
使えるのは現金だけ、やむを得ない。
それでも12時台にかかわらず
スンナリと席に座ることができた。
(もっともその後は待ち状態になったが)
カウンター越しに厨房を見ると、
はけでお肉にタレ(ボトルに入った業務用らしき)を
塗っているところを見た。
ある程度の待ち時間を要するのは承知の上。
お店にもその説明に関するポスターが貼ってあった。
焼き牛丼のほかに、豚バラ丼、からあげ定食や
コロッケ定食などバラエティーに富んだメニューがあった。
しかし「早い・安い・うまい」の三原則のうちの
一つが埋めきれないというハンデがきつかったようだ。
注文した、焼き牛丼の特盛は
(味噌汁つき・税込み780円)
ボリュームは文句なし。
牛肉(バラだと思う)の焼き具合も
ごはんの味も悪評からの改善が出来ていて
悪くはない。
しかし、ごはんの盛りだけでなく
肉の増量が出来なかったかなぁとも感じた。
普通の牛丼はいまでこそお肉の増減が出来る店が増えたが
それも玉ネギなどの具と「煮る」からこそ。
焼くほうは肉のことを考えると
原材料費の都合からして難しいだろう。
テイクアウトで焼き牛丼を買う客も多かった。
決して閑古鳥が鳴く状況ではないし
なくなってしまうのが惜しくなってしまう。
これで残るのは大阪の日本橋店だけになるという。
大阪に行ったら探してみようか。
働いていた皆様、ほんとうにお疲れ様でした。
でも、新店を出す話って本当かな?