ありとあらゆるものが値上げしている。
食べ物全般や鉄道運賃。
そしていつもお世話になっている
ビール「じゃない」第3のジャンルもそうだ。
上の写真はきょうの東京新聞朝刊3面より。
激安店(記事ではドンキホーテの大森山王店)では
第3のジャンルの販売額が
前年同時期比で3倍になり
在庫を積み増ししたのだと。
そうです。値上げする前の「まとめ買い」ですよ。
「10月に近づくにつれ、まとめ買いが増えている。」
(なんでも酒屋カクヤスの広報のコメント、記事より。)
メーカーも増産体制を強化、キリンは「本麒麟」を2割増し。
アサヒやサントリーはケース売りにおまけ(景品)をつけるなど
値上げ前の駆け込み需要に期待を寄せているそうだ。
ちなみに予想される値上げ幅は
157円程度から160円程度に上がる見通しだと。
(サントリー金麦をコンビニでの店頭価格)
それでは値下げされるホンモノのビールはどうなるか。
第3のジャンルは9円19銭の増税で46円99銭に変わるが
ビールは70円から63円35銭の減税になる。
いまはスーパーなどで180円台(消費税は別)、
コンビニでは190円~200円台(同)が
10円程度に下がるかどうかというところだ。
もしもその程度ならば、
「10円の差」をめぐってさあどうするということが
来月以降に考えることになるが
だったら安いうちにケースで第3のジャンルをまとめ買いしたほうが
家計にとっては最善の策にはなる。
ただ私は第3のジャンルでも同じ種類を何日も飲むのが苦手で
(ノンアルコールなら別だが)
ケースで買うのをやったことがない。
でも、6缶セットでいろいろな種類を買ってみようかなと思う。
メーカーもビールの新製品を出すというが
わずかな値上げでは、
ホンモノを飲むことがますます贅沢になりそうな感じがする。