6月3日の自由な風の歌の練習のときに
ある宣伝ビラが配られた。
練習の時にピアノを担当してくれる
佐藤多香子さんからので、
お住まいの国立市立第二小学校の
校庭の樹木のことだった。
4月に改築工事が行われるときに
160本のうち約100本の伐採が決まり
GW明けには正面玄関に続く桜並木をはじめ
約40本が伐採されることになったことから
保護者と市民などが何とかしなければと立ち上がり
教育委員会と協議を重ねて
5月3日から6日までの4日間で
その約40本を掘り取り
他の場所に仮移植し、樹木を生かし続ける
いのちの緊急避難プロジェクトが
立ち上げられたのだ。
そこで今後の費用を賄うための
協力してほしいというお願いだったのだ。
「学校という教育の現場で
この伐採は『小さい人たち』の
声と向かいあったと言えるのだろうか。
みらいを担う小さい人たちのために、
みらいもきっと『大丈夫だよ!』と
胸を張って言える環境を作れるのは
我々、大人たち。」
「国立第二小学校は公立校のなかでも
樹木が多く子どもたちにも四季折々の楽しみがありました。
春を知らせる正門の梅と沈丁花の香り
子どもたちのセレモニーを祝う桜並木、
梅雨の梅の実拾い、屋上庭園のブルーベリー
夏のふかふかの芝生、ビオトープ
秋は校長先生が育ててくれた葡萄のおすそ分け
銀杏の葉っぱの黄金のブーケ、金木犀の香り
落ち葉の絨毯と松ぼっくりやどんぐり拾い
冬にはみかんが色づき
そしてまた春を迎えて咲きかけの桜が卒業生を見送ります。
保護者も子どもの成長とともに見守った
そんな豊かな自然に恵まれた子どもたちの小学校でした。」
その他、たくさんのメッセージがビラにあったが
これだけの自然がたくさんある小学校なら
親が通わせたくなるのに
改築と同時に伐採しか考えないなんてあまりにも惜しいことだ。
幸いにも造園家で環境再生医の矢野智徳氏率いる
「大地の再生」全国支部などがバックアップしたおかげで
仮移植までこぎつけたが
まだまだ本移植までの費用がかかるそうだ。
10日から14日まで旧国立駅舎で
イベントも行われる予定で
国立市やその周辺の人たち、またそれ以外の人たちにも
もっとこのプロジェクトを知って
ご協力いただきたい。
直接募金したい方は
多摩信用金庫国立支店(店番号005)
口座番号・4004928
口座名義・くにたちみらいの杜
振り込みしていただいた後は
mirainomori2023@gmail.com
へお名前とご連絡先を。