きのう開幕したワールドベースボールクラシック(WBC)の
1次ラウンドB組(東京ドーム)、
私としてはやっぱり
侍ジャパンの一員となったラーズ・ヌートバー(同・カージナルス)だ。
アメリカ人の父と日本人の母とのあいだに生まれたということで
前回大会から変わった出場資格に合うということで
栗山英樹監督が抜擢という形で起用したが
だれもが驚いた。言葉の面でのハンデは
コミュニケーションに問題が生じることがないだろう。
また練習試合では「たっちゃん(ミドルネームがタツジだから)」Tシャツで
他の選手たちが合流したときに出迎えるなど
お互いが溶け込んでいこうという空気が出来ている。
そのヌートバーは先頭打者として初回にヒットを打ち
先制を奪うきっかけをつくり
さらに3回表にはセンター前ポテンになりそうな
小フライをスライディングキャッチ。
さらに4回裏にはエラーで出塁して近藤健介(ソフトバンク)が
つないで大谷がフェンス直撃の2塁打で2点追加と
侍にしっかりと貢献している。これからの活躍に期待したい。
(このブログを書いてる最中にDeNAの牧秀悟がソロホームラン。
その後にヌートバーが1塁エラーで出塁して盗塁に成功した。)
そして初戦の対戦相手の中国に
「真砂勇介」の名前があってあれ?と思ったが
お父さんが中国籍ということで
昨年から打診を受けて決断したという。
一昨年のオフに10年間所属した
社会人の日立製作所に移って野球を続けていたことを
テレビ中継で初めて知った。
こういう形でWBCに出られることもあるのだから
簡単に夢をあきらめてはいけないということでもある。
(7回表無死からツーベースを打った。)
国同士の争いだけじゃない野球の楽しさを
もっとWBCでといきたいところだが
やっぱり佐々木朗希も気になるかな?
(ちなみにホームランを打った中国の梁培は
日本生まれで東海大菅生高の出身だと。これもスゴイ!)