サッカーの神様は実に「深い仕事」をする。
ジャイアントキリングという言葉があるが
自分たちよりも強い相手を打ち負かすには
あらゆる試練をすべて乗り越えない限り
その夢をつかみ取ることができないのだと。
(上の写真は自由席の東ゲート、下は当日券売り場。)
いつもなら国立競技場で行われる
天皇杯全日本サッカー選手権の決勝が
ことしはW杯の日程や国立がオリンピック(2020大会)の関連行事のために
場所を移したのだ。
(頂上決戦という大きな幕がピッチ上に敷かれたのです。読みづらいけど。)
あまり戦ったことがない場所で
J1のサンフレッチェ広島(以下広島と略)と「頂上決戦」をやるということは
予想以上の困難を極めることになる。
しかし、甲府は守備も攻撃も
キレキレで広島と互角に渡り合い、
前半26分に左からのクロスをFW三平が合わせて
先制ゴール。
後半はとにかく守備を固くして逃げ切りと行きたかったが
広島は攻撃的に選手交代を続けて
後半35分に同点に追いついた。
この時は「もうダメかも」と思った。
なにしろ反撃の機会がつかめないままの防戦一方だったから。
そして延長後半、PKの機会を与えて
万事休すかと思ったが
GK河田がナイスセーブ!
そしてPKでは5-4で勝利!
夢のようだ。
まさかJ1時代でも成しえなかった
ビッグなタイトルを掴むことができるなんて。
「おめでとうございまーす!」と
監督やヒーローインタビューで何度も。
こんな高揚感にしばらく浸っていたい。
ありがとう、監督、選手、スタッフの皆さん。
声出しエリアじゃなかったので手拍子しか出来なかったけど
最後までやり通して良かった。
でも唯一残念だったのは
試合終了後にスマホの電源がなくなったこと。
もっとスタジアムの喜びを撮りたかった!
天皇杯優勝、おめでとうございまーす!」