アメリカの空軍オスプレイがついに「地上待機」で飛べなくなった!

このブログで何度もオスプレイを書いた。

アメリカ軍だけでなく自衛隊も配備をすすめて

そのリスクがますます大きくなることを危惧していた。

しかし、きのうのニュースで

アメリカ空軍のオスプレイ

すべて「地上待機」で

しばらくの間、「飛行停止」状態になったのだ。

(18日発売の日刊ゲンダイより、時事通信からの配信記事。)

「空軍によると、飛行停止は

 特殊作戦司令部コマンド司令官(AFSOC)の

   スライフ中将が16日に指示した。

 飛行中のクラッチの不具合による事故が

 2017年以降で計4件、過去6週間で2件発生したという。」

(下のHP記事より一部抜粋)

www.tokyo-np.co.jp

ちなみにCV22ではないが、

陸上自衛隊のV22オスプレイについては

先月22日に木更津市長が体験搭乗して

「(米海兵隊の)MV(22)とそれほど差はない。

(プロペラを傾斜させる)転換モードの離着陸は安定感があった。」

騒音については

「かなりある。この影響が経路下の皆さんに影響、

 負担を与えているんだろうと改めて認識した。」

と報道陣に感想を述べている。

www.tokyo-np.co.jp

オスプレイそのものの原型はV22であり

海兵隊仕様はMV22で空軍はCV22というわけだが、

いずれにしても

墜落などの重大事故に至らなくても不具合の連発したことを

重大に受け止めたことで

「われわれは今後、産業界のパートナーなどと協力して

 この問題を完全に理解し、リスク管理対策を講じる予定だ。」

「最終的な目標は、長期的に実行可能な

 物理的解決策を決定することだ。」

(広報担当のヘイス中佐からの発表、ゲンダイの記事より。)

これはまさに、

不都合の原因を特定することも

それを改善することも「困難だ」と言ってるようなものである。

大惨事が起こる前にこの決定が出たことは

悪くはないのだが

果たして木更津のオスプレイはこれからも飛び続けるのだろうか。

ちなみに横田基地にもCV22が配備されていて

こちらも地上待機になっている。

木更津も当分飛ばさないほうがいいのではないだろうか。

(2018年7月の木更津パレードを撮影。)

www.tokyo-np.co.jp

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