国民「皆歯科検診」って無料ですか?

いま岸田政権の骨太の方針、というよりは

自民党参議院選挙の「目玉商品」として

わずかながら物議を醸していてるのが

国民皆歯科検診の導入である。

「中高年になると歯周病になり、

 歯を失うリスクが高まる。歯周病を放置すれば、

 心臓病や糖尿病に影響するなど、

 全身の病気との関連が指摘されている」

しかし、歯科検診が義務付けられているのは

1歳半と3歳と小中高生のほか

塩酸などの化学物質を扱う労働者ばかりに

限定されているのを

さらに拡大することや歯周病を判定する簡易な検査法の導入などを

検討するというのを

1日の読売新聞朝刊2面に出ていたが、

疑問が一つある。

「それって、無料でやってくれるの?」

である。

確かに高齢になってからに歯周病はきつい。

それで歯を失うならば一気に認知症へまっしぐらだ。

私も親からそれをいつも言われていて

歯磨きや食後の口濯ぎを忘れずにやっている。

だから、無料で年1回の歯科検診を

国が制度化してくれるのならば

苦手な歯医者さんにもガマンして

行くことは出来るだろう。

しかし骨太の方針ではそこまで盛り込まれなかったことに

疑問を抱いている。

mainichi.jp

上のHPでは

日本歯科医師会(日歯)の堀憲郎会長は

 8日の記者会見で、経済財政運営の指針となる

骨太の方針』に『国民皆歯科健診』の方針が

 盛り込まれたことについて

『ただちに義務化が議論されるわけではない。

 3~5年をめどに取り組みを進めていくことが目標』と述べ、

 制度化には時間がかかるとの見通しを示した。」が

こうなると無償で歯科検診なんて

夢のまた夢ということになる。

これならば歯に何らかの異常があって

やむを得ず歯医者さんに駆け込んだほうが

オトクということになるのだ。

歯科検診を義務付けるのならば

絶対に無償化すべきだ。

そうでなくてもコロナのPCR検査だって

体調に異常がない限り無料で受けることが出来ないのである。

この愚かなやり方を絶対に繰り返してはならないのだ。

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