きのうの「秋の受章・叙勲」について

日本国憲法の公布の日であり

アメリカ大統領選挙の日でもある

(日本時間では翌日未明まで)

きのうは文化の日

こちらは仕事だったが

秋の受章の方々の名前を見ると

テレビなどのマスコミを通じて

おなじみの顔ぶれがたくさんいた。

 

まず、文化勲章

脚本家の橋田壽賀子さん(90歳)。

多くのドラマを見てきたが

ついにここまできたのかという感じだ。

 

そして文化功労者には

お笑い界のレジェンドになった西川きよしさん(74歳)、

作曲家の三枝成彰さん(78歳)、

音楽プロデューサーで山口百恵さんの自伝「蒼い時」を

仕掛けたことでも知られる酒井正利さん(84歳)、

作曲家で「ドラクエ」のテーマを手掛けた

すぎやまこういちさん(89歳)、

テレビマンユニオンを立ち上げ

ドキュメンタリーの名作を作った

今野勉さん(84歳)など。

 

こんなにたくさんの名前が出てくるなんて

自分はつくづく年をとったんだなぁと思ったが

もっとびっくりしたのは

あの舘ひろしさん(70歳)が

旭日小綬章をもらったということだ。

料理研究家服部幸應さん・小説家の北方謙三も)

 

西部警察」や「あぶない刑事シリーズ」で

アウトローだけど正義感な役どころを

たくさん演じて、

時にはコミカルな役どころをこなる

舘さんに叙勲とは、一つの時代の区切りが

出来たのかなとそう思ってしまう。

 

最も、昭和の時代に舘さんがやっていたのを

いまでは田中圭綾野剛、さらには

岡田准一星野源とかがやっているのだから

確実に芸能界でも

世代交代が起きているということかもしれない。

 

さて叙勲をもう少し見ると

旭日大綬章には仲井真弘多・元沖縄県知事(81歳)、

旭日重光章には内閣特別参与・飯島勲氏(75歳)などが

知っている顔だ。

いかにも菅首相が推薦しそうな面々だ。

 

ちなみに昨日は学術会議の任命拒否に抗議する

国会前行動が行われたが、

最近では受章や叙勲を断る文化人が

ほとんどいなくなっているような気がする。

 

任命拒否された学者じゃないが、

「私はお国のために仕事をしているのではない」と

反骨精神を持つ存在が、

日本から少なくなっているか

または存在自体が「消されている」のか?

 

これも時代の変化だと

片付けるわけにはいかないだろうと

そんなことを考える。

www.tokyo-np.co.jp

www.chunichi.co.jp

www.asahi.com