サッカーW杯のゴミ拾いについて(旭日旗も)

FIFAワールドカップの会場で

日本代表のサポーターが試合終了後に

ゴミ拾いをしていることが

たくさんの評価を受けていますが

確かに他の国では考えられないことでしょう。

他人の土地および建築物に落ちた

他人のゴミを拾って帰るということは。

web.gekisaka.jp

「来た時よりは美しく」「後に残すのはただ感謝のみ」は

日本人が「習慣」というよりも

学校や家庭、または地域社会で

ずっと「教育」を受けてきたひとつの効果であり

それが当たり前になった証拠ともいえるが

その一方でもっと教育してほしいことがある。

「異文化コミュニケーション」である。

最近ではサッカーの応援に旭日旗をデザインするものが

非常に多くなったような気がする。

それも第2次安倍政権になってから

Jリーグや代表の試合で

よく見かけるようになった。

www.msn.com

news.livedoor.com

もちろん上のHP記事を見たら

「韓国の奴らにあれこれ言われたくねーや!」と

怒る人が出てくるかもしれないが

ならば旭日旗の過去の歴史と

いまの使い方について「無関係である」ということを

サッカーを愛する日本人は

ちゃんと冷静に韓国の人に

説明責任を果たすことができるでしょうか?

まず難しいでしょう。

なぜなら「第二次世界大戦旭日旗」との関係を

知らない日本人が

これからどんどん増えていくでしょうから。

しかし韓国では学校や家庭やら地域社会で

この件が教育または伝承されていることを

忘れてはいけない。

異文化コミュニケーションで大切なことは

まず相手の話をしっかりと聞いた上で

自分のどこを理解させることと

理解してもらえなかったら

何がそうさせているのかを

客観的に研究分析できるかということ。

日本人はそういうことが苦手ですよね。

あの中国の家電メーカーで

今回のW杯のスポンサーでもある

ハイアールは、

なんと日本企業がこれまでやってきた

品質管理とアフターサービスを

マネてやってきたことで

世界に市場規模を拡げる存在まで発展したそうですよ。

www.nhk.jp

日本の良さを評価してくれる外国の人々が多くなったのは

良いことですが、それ以上に

日本人が多様化する社会の中で

ほんとうに多くの国の文化や風習から

未来に生きるヒントを見つけることが

大切であると思います。

サッカーだってそうでしょう。

強豪国のマネをするところから

ドイツを破るところまで強くなったわけですから。

www.nikkansports.com