2020年沖縄の旅(1)

「密だ!」
6月22日、朝7時30分羽田発の
ANA463便はほぼ満員状態。
全員がマスクをつけて
事前にアルコール消毒と
少々窮屈ながらも
県境を越えた移動解除で
開放的な気分にも
包まれていた感じだった。
那覇空港到着は10時30分すぎ。
この後に備えて
空港食堂で「人参しりしりー定食」を食べる。
610円。安くてうまい。
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この日の目的は
反基地運動の現場を
訪ねることだった。
空港から名護行き高速バスで
世富慶まで行き
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(バス停近くにあった名護警察署。山城博治さんが長期間拘留された。)
そこから名護東線那覇行きに
乗り換えて
第2ゲート前で下車。
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そこからキャンプシュワブの正門前まで歩く。
すると、いままでなかったものが
見えてきた。
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基地を囲むフェンス下には
花壇があった。
そこには「大成・五洋・国場JV」と貼り付けが。
埋めたて工事の業者が
座り込みの拡大を止めるために
仕掛けたのだ。
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正門前は高いバリケード
そびえ立ち、
民間の警備員が一子乱れぬ隊列で
並んでいた。
雨のなかで大変過ぎる苦労と
理不尽がそこにある。
それでも対面のテント小屋は
わずかながら人が集い
スピーカーから
埋めたて中止の訴えを叫び続けている。
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しかし雨が激しくなり、
ここを離れてもうひとつの
目的地に移動することを決めた。
名護市の琉球セメントが利用する桟橋である。(つづく)
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東京新聞6月30日朝刊特報面より。)
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