(承前)平和祈念式典の会場を途中で出て
タクシーで14時から慰霊祭が行われる白梅の塔に
行く予定だった。しかし一緒に行動する
読者仲間のNさんが会社に電話したら
無線で呼んだが応答がないと言われたという。
時間がないから早く呼び出してとお願いしたが、
13時を過ぎそれから10分、20分経っても
ドライバーからの連絡が会社に来ないまま
公園の案内所で待つはめになった。
やがて安倍首相が乗っているらしき車の列が通過した。
以前は「アベさーん」と歓声があがると
窓を開けて手を振る余裕があったが、いまは猛スピードで
会場を後にするようになった。
当然といえばそうなのだが。
でもこっちはタクシーが来ない、
結局そのタクシー会社とは約束違反ということで、
公園までの料金はタダにしてもらったが、Nさんが持っていた大きなバッグが
あのタクシーの中に乗せたままだったのが後でわかるなどダブルの災難に。
案内所の近くで止まっているタクシーのドライバーに声をかけたら
みんな予約が入っているということでダメ。
結局昼食をとってから少し時間がたったところで
別の会社のタクシーを呼ぶことに。
白梅慰霊祭の参加と対馬丸記念館の見学は諦めた。
公園入口近くの食堂、ソーキそばは650円。
朝ごはんを食べていなかったので
ものすごく美味しくいただいた。
式典が終わって1時間以上経過したこともあって
やっとタクシーを呼ぶことが出来たのは14時頃。
これで那覇空港まで送ってもらって
16時半(出発が10分遅れた)の飛行機で帰宅。
濃密で学ぶことの多い旅になったが、
これからも沖縄に足を運ばなければならないと
今まで以上に思った。
最後に新聞うずみ火編集部の皆様、沖縄タイムスの謝花直美さん、
沖縄県政策調整監の吉田勝廣さん、
今帰仁のMさんご夫妻、そしてNさんをはじめ
うずみ火読者でツアーに参加した皆様に
心から感謝申し上げます。(この項おわり)
(平和祈念公園入口にて)