6月30日に地元の八柱でやっていた
「おもかじ祭り」を見に行く。
東京新聞の地域面で知り興味を持ったからだ。
場所は八柱霊園の中参道入ってすぐの場所だった。
近くの神戸船舶装備という会社の寮をリフォームして、
1階がカフェや本屋、2階はアトリエやデザイン関係と
演劇集団の事務所が同居している。
まさに創造空間がそこにあるスペースになったのだ。
昼食は1階の「レトロサイクル&カフェ」でキーマカレーと寝かせ玄米の
ランチボックスと冷凍シベリアを(合わせて900円、カレー単品は700円)
を買って外で食べる。どちらも美味しかった。
とくにシベリアは解凍が丁度良く暑い夏にはピッタリだと思う。
(ここではかき氷を売っていた、セルフで氷かきも出来た。)
「せんぱくBookbese」という名の本屋はなんと11人の本屋さんが
日替わりで店主になってそれぞれが持ち寄った新刊や古本を
自由に売っていた。奥にはちゃぶ台がある居間風の空間、
買った本をここで読むことも出来るそうだ。
まだ読んでいない本があるのだが、思わず古書を1冊購入(200円)。
2階では祭りということで木材を使って橋を工作する体験や
紙すもう大会などのイベントもやっていたが
一番引き付けられたのが13号室のアトリエだった。
八澤季実さんの初の個展「優しい手紙」(7月5日まで)。
絵画のみならず部屋もすべて一つの作品にしたような
創作のあり方に感動した。
(11号室は入居者募集中)
ご本人がいなかったので、見終わってから
名前と住所を書いておいたが、どのように
考えて制作したのかは話を聞きたかったと、いま思う。
ここの名前は「せんぱく工房」という。
そしてプロデュースをしたのはさくら通りにある
「omusubi不動産」。住まいという固定概念を破って
古き良きたてものを未来に活かすという試みは
もっと松戸に住む人たちに知ってほしいと思った。
ちなみに1階の店はみんなPayPayが使えるようになっていた。
時代の変化というものですね。