(6月4日のブログからの続き)
以前自宅の近くで菖蒲(アヤメ)を撮ったつもりが、
家族からそれは「ジャーマンアイリス」だと言われたので
それなら本物の菖蒲を見に行かなければならないと思い、
6月2日、合唱の練習を終えて昼食後に
日暮里でチーズあられを買ったその足で
京成線に乗って堀切菖蒲園に行ってきた。
駅前のすぐにあるのではなく、駅前を左方向に行き
交差点を抜けて、やや広そうな歩道をくねくねと歩き
(居酒屋八剣伝とあおぞら薬局の間の道です)
だんだん路地裏のほうに行って高速道路や河川敷が
見えたところでやっと現地にたどり着く。
けっこう歩いた。
入り口の道の広場ではオープニングセレモニーが
終わりかけたところで、外では出店が並び
さながら縁日のようだった。
場内は無料。入ってすぐ右では菖蒲園の歴史を伝える看板があり
江戸時代からの歴史を引き継ぎ、戦後は民営から都営、そしていまは
葛飾区が管理していることがわかった。
そのすぐでは地元のボランティアによる
鑑賞ツアーのようなのをやっていて、
「花菖蒲(ショウブとは違うのを初めて知った!)はね、
花弁の根元のところに黄色い目の形の模様が
あって、あやめは網目状の模様、
かきつばた(杜若)は、白い目型の模様があるの。
ねっ、これなら違いが覚えやすいでしょう!」
残念ながらじっくりとその違いを理解することが
出来なかったが、それでも美しい花の数々を鑑賞したのは
幸運だった。
そして写真を撮る人がたくさん。外国人観光客も見かける。
さらに、江戸花菖蒲の品評会のような人気投票をやっていて
1・2位を当てた人には記念品が当たるとのことで
ちょっと参加してみるが、全ての作品がみな良くて
迷ってしまう。
その結果選んだのはこの作品。
「鳴海絞(なるみしぼり)」
あくまでも自分の感覚で決めたので1位になるかどうかはわからないが、
家族はいいんじゃないのと評価良し。自宅の玄関に印刷して
玄関に飾っている。
帰りは京成バスが臨時で運行している「かつしか菖蒲めぐりバス」で
金町駅で。堀切と水元公園(しばられ地蔵前)や柴又帝釈天も経由するそうだ。
これは便利でいい。(16日までの土日のみ運行)
それにしても花の世界はじつに奥が深い。知っているようでも
じつはこうだったということがたくさんあるとは。
でも、たまには心に余裕をもってこのような機会を持ちたい。
菖蒲園のまわりにはたくさんのアジサイも咲いていた。
8日、東日本も梅雨入り。