３月１６日の夜のことだった。
たまたま見たNHK-BSの特別番組
「歌える！J-POP黄金のヒットパレード」で
すっかり忘れていた曲と再会した。
LOOKというバンドが歌っていた
「シャイニン・オン 君が哀しい」だった。
いつ初めて聞いたということさえ忘れたくらい
記憶がない状態で。
でもゲスト出演した鈴木トオルさんの歌を
聞いて「あっ！この曲！」ということで
写真を撮ってしまった。
発表されたのは阪神タイガースが初めて日本一になった１９８５年。
（ドラマ「不適切にもほどがある！」の舞台は１９８４年。）
LOOKは本格派アーティストと違って断ることなく
よく出演して歌ってくれたこともあり、
歌詞がよくわからなくても
曲調のよさで好きな曲になって
シングルレコードも買った。
そのジャケットは哀しい曲とは対照的な
ポップなデザインの背景に
鈴木さんらメンバーがジャンプしているような
写真が重なっていた。
もっとも次の曲はベストテンなどで出なかったことから
すっかり曲やLOOKを忘れて年月がたち
なんと２９年ぶりに聴いた
懐かしのＪ-ＰＯＰということ。
鈴木さんはＬＯＯＫ脱退後にソロで活動し現在に至る。
まったく知らなかった。
「シャイニンオン…」も２００７年に新しいバージョンを
自信の名義で出していたそうだ。
買ったレコードはプレーヤーが壊れたことと
部屋の整理のために売ってしまったのが残念だったが
それでもネット検索でたくさんの動画があるのは救いだ。
１９８０～９０年代のヒット曲が
いまの時代で多くの注目（松原みきの真夜中のドアなど）を集めるなかで
中坊だった私の思い出を蘇らせてくれて
ＮHＫにはまずお礼を言いたい。
そして鈴木トオルさん。
これからも頑張ってください！
（文中一部はウイキペディア「鈴木トオル」も参照しました。）
