#能登半島 の幻の #駅弁 ( #北陸新幹線 #能登 #七尾 #和倉温泉 #のと鉄道 #七尾線 )

16日、北陸新幹線が金沢から敦賀へ延伸した。

でもあんまり乗る気にならない。

北陸本線は長野から金沢に延伸する前に

青春18きっぷ」で同区間乗りつぶしして

頚城トンネルの中にある「筒石」駅に途中下車しながら

のんびりと旅したことで

それ以上の欲を持たなくなったからだ。

むしろ気になったのは

能登半島地震七尾線のと鉄道も大きな被害に遭いながらの

全線再開へ向けて奮闘しているとの便りを聴く。

そのたびに思い出すのは

七尾で売られている、というより

売られていた駅弁「玉宝」のことだ。

今からもう30年くらい前に能登半島を鉄道乗りつぶしをした頃に

和倉温泉駅あたりで買ったのが「玉宝」。

かにとかますとかの海産物とかを使っているのが

北陸の駅弁の定番だが、

玉宝は甘めの薄めの玉子焼きで巻かれたお寿司で

中はかんぴょう・臀部・そして厚焼き玉子のみの

素朴な駅弁だったが、

とてもおいしかった。

そしてもう一度たべたいと思っても

機会がないまま時は過ぎた。

京王百貨店新宿店の元祖駅弁大会でも売られていたそうだが

私はそこで買ったことはなかった。

製造販売元の「松乃鮨」は頑張っていたが

公式HPによると

元旦の地震で被災して、いまでも断水や液状化などで

再開へのメドがたたないままだが

6代目店主の南智文さんは

最初は寄付の申し入れを断って

現地での炊き出し支援を行っていたが

一段落したときに自問自答を繰り返して出した結論は

「再建」することで

すし王国の能登を復興させることだと。

松乃鮨は玉宝だけでなく地元の海産物を寿司にして

味わってもらう努力と伝統を守る仕事をやってきた。

だったらば再建にできることを協力しよう。

そしていつかは七尾まで食べに行けるように。

matsuno-sushi.net

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