いやぁ驚いた。
自己紹介でいきなり
「数学が好きだ」という歌を自らピアノで弾いて
歌うなんて。
東葛市民合唱団「はるかぜ」３５周年記念コンサートの
練習２日目のこと。（１４日）
ぞうれっしゃがやってきたの作曲者の
藤村記一郎さんがわざわざ松戸まで来てくれたのである。
（１月１４日常盤平市民センターホールで。）
１０歳のころから天気予報に曲をつけるなど
独創的なことをしていたが
大学は工学部に進んで
高校の数学の先生になったが
生徒たちの声に曲をつけることもあった。
先ほどの歌がそれだったのだ。
愛知県の教員たちの合唱団に加わったときに
新しい歌をやることを決めたときに
何か題材をと探していた時に
奥さんが買っておいていた
「ぞうれっしゃがやってきた」の絵本を読み
これに曲をつけたのが始まりだったのだ。
藤村さんは戦後生まれだったが
戦争で失われたものだけではなく
みんなで命を守ろうとした
実話に基づく平和を願う物語になったのだ。
藤村さんは私たちに
ああしろこうしろとは一切言わなかった。
そのかわりに二つの大切なことを。
一つ目は、
家族で参加することを（なるべく）。
練習は月二回だが、みんなで参加すれば
毎日うたうことで練習を積み重ねることができること。
二つ目は
日本語の大切さを。
それだけだった。
「頑張っていこう、おー！」
でおしまい。
ありがとうございました。
（１２日の夜は雪が降ったが積もらずに済んだ。
能登半島の今後の気候が気になる。）
