#東京メトロ #千代田線 直通の #JR常磐線 各駅停車の運賃格差訴訟は原告の敗訴に

絶対に許せない。

不当判決だ。

東京メトロ千代田線に乗り入れる

JR東日本常磐線各駅停車における

西日暮里乗り換えの「運賃格差」は不当であるとして

東京メトロJR東日本、そして国に

1年分の差額に当たる2万6980円の賠償を求める

民事訴訟の判決がおとといの15日、

東京地方裁判所(地裁)で下され

「運賃設定は著しく不合理ではなく、差別ではない」として

請求を棄却した。原告は控訴する方針だと

きのうの東京新聞朝刊。


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この裁判では、西日暮里乗り換えのみならず

北千住で各駅停車から快速(上野・品川方面)

に乗り換えるときに

「90何段もの階段があり、乗り換える人はいない。」

という問題点も争点になるはずだったが

判決では一切それを無視して

「利用する鉄道事業者の数が違う以上、

 運賃に差が生じるのはごく一般的。

 乗客は自由な選択で、いずれかの経路を利用できる。」と

西日暮里乗り換えがイヤだったら

北千住で乗り換えればいいんじゃないのという

ベルサイユのばらではないが

マリーアントワネット的な思考で

社会弱者を切り捨てるような結論を出したのだ。

ハッキリ言って

裁判官を北千住駅で実証見分してほしかった。

おそらくJR常磐線東京メトロ千代田線の

運賃における分岐点が北千住だからというのが

決定的な理由になったと思うが

乗り換えるのに階段を3つも渡らなければならない

面倒くさい思いを実感すれば

判決だって変わっていたかもしれないのだ。

確かに常磐線から各駅停車を利用して

西日暮里乗り換えで都心を利用するのは

エスカレーター1つで済む」という利点がある。

しかしそれが「運賃上乗せ」にはつながらない。

みんなが運賃の合算に納得がいかなくても

「仕方がない」という理由だけで

泣く泣くそういう方向に行かされている。

まして私のように

快速と各駅停車の選択が自由な人間ならば

間違っても西日暮里乗り換えは選択しない。

大半は日暮里の乗り換えにしているのだ。

いまはその影響はないだろう。

しかし、金町・亀有・綾瀬駅周辺の

高齢人口の増加と少子化が止まらなければ

街そのものの衰退が火を見るより明らかだ。(こち亀の連載も終わったし)

その一方で北千住周辺が

大学誘致の成功で若年層の居住が多くなれば

ますます葛飾区と足立区の「格差」が大きくなるはずだ。

原告団は苦しい戦いを強いられるが

なんでも値上げの状況に

待った!をかけられるように

これからも活動を応援していきたい。

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