木更津のオスプレイついに東京・立川へ(陸上自衛隊)

木更津に配備された

陸上自衛隊陸自)の新型輸送機オスプレイ(Ⅴ22型)が

同じ東京都の立川駐屯地までの飛行訓練が

1日に開始されたことをきのうの東京新聞が伝えた。

www.tokyo-np.co.jp

「『ドバドバドバ』という重低音をとどろかせ…」

「回転翼が発する音はヘリコプターより少し大きい程度だが、

 音質は異なる。風切り音ではなく、

 太鼓をたたくようなズッシリとした音が体に響く。」

記事で記者が体感したオスプレイの音と響きだが

それ以外に飛行中の部品の落下や

緊急事態の不時着が住宅が密集する場所で起きたらどうするんだという

不安の声は決して小さくはない。

この日、市民らが抗議集会を開いた。

「今も自衛隊などのヘリコプターの騒音で悩まされているのに、

 被害はさらに大きくなる。」

「今後、どんな訓練をするのか不安。具体的な内容と、

 訓練しなければならない理由を住民にきちんと説明してほしい。」

(市内在住の福島京子さん・73歳)

その訓練とは1日には実施しなかったが

離発着のみならず、空中で機体の状態を保つホバリング

実施するという。

オスプレイ低周波音で窓ガラスや家具まで震え出す。

 ホバリング訓練になると、

 そんな耐え難い騒音が続くことになる。」

(第3次新横田基地公害訴訟原告団の奥村博団長・72歳)

ちなみに訓練の飛行ルートは下の写真より。

東京都内を避けたが横浜市川崎市北部を通過する形をとっている。

羽田空港からの離発着を避けたというわけだが

果たしてどれだけの対象地の住民が

この事実を知ることができるかどうか。

なんでもレーザー光線の照射を防ぐために2日目以降は

明らかにしないそうだが

それは地上に我が国を脅かす「敵」がいるということなのか?

理解に苦しむ。

なにしろ訓練の目的は

首都圏の大規模災害時の緊急輸送に備えるものだと

発表している(北関東防衛局)。

でもなんだか台湾有事に備える

軍事教練のような感じがしてならない。

時間は朝8時から夜8時まで、平日のみ。

私の職場の近くの陸自習志野駐屯地でも

ヘリコプターの飛行訓練を夜になってもやっている。

やはり有事が近いことを示しているとしか

思えないのである。

shiraike.hatenablog.com