#オスプレイ 「墜落事故」起きてもまた飛行再開


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きのうまでキャンプデービッドというところで

日米韓(というより米韓日)首脳会談をやっていたそうだが

安全保障協力で連携をさらに高めるということで合意したそうだが

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その米国から買わされているオスプレイ

昨年米国内での墜落事故が起きたことは

ほとんど知られていないだろう。

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その事故報告書が公表されたということで

先月22日から陸上自衛隊陸自)がオスプレイ全機を地上待機させ

報告書で指摘された

「プロペラとエンジンをつなぐクラッチが離れ、

 再結合時に衝撃が生じる

 ハード・クラッチ・エンゲージメント(HCE)」

「片方のエンジンが停止しても、

 残るエンジンの出力を分配して飛行できる

 リカバリー機能も働かず墜落」

に基づいて安全対策を確認したことで

14日から飛行訓練を再開させたのだと。

米軍の海兵隊ではクラッチ関連部品の使用時間が

800時間を超える場合は部品の交換を義務付けているそうだが

陸自のは使用時間が短かったので

交換は不要だったのだと

日刊ゲンダイ16日販売の紙面より。

 

たしかに訓練の時間が短いのなら

HCEの心配が少ないだろうが記事では

米軍のHCEはこれまで16件あり

そのうち10件は垂直離陸(ヘリコプターと同じ)から

3秒以内に起きているそうだ。

そこで一定期間離陸後にホバリングを行って

機体の安全確認を確認する措置を講じるそうだが

それはまさに

「しばらくの間は緊急発進ができません」と

認めているようではないだろうか?

そしてもう一つ。

事故が起きたのは昨年6月のことだ。

重大な事故であるのならば

その時点で事故報告書が出るまで

飛行訓練を中止すべきではなかったのか。

実際私は先々月に沖縄の辺野古を目指していた途中で

離陸かホバリングをしているような

オスプレイを見ている。

墜落事故くらいでは

オスプレイを飛ばすことは止めないというやり方こそ

危険極まりない。

こんな役に立たないオスプレイ

これからも陸自は増備するのだろうか。

軍事費を大幅に増やしても

トマホークやこのようなのにお金をジャブジャブ投入するようでは

「戦う覚悟」もへったくれもない、

おそらくそう思ってるのは

私だけではないはずだ。

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