自分の入れた候補者や政党が負けても
あまり絶望感はなかった。
むしろ、わずかな希望を
見つけたような感じだった。
先月31日の投票日。
10時過ぎに指定の投票所に行ったら
前回の参院選にはない「行列」。
しかも投票率は9.59%。
これは終盤までかなり高くなるかなと思ったら
午後に雨が降ることを見越した
駆け込み投票だったことがあとでわかった。
(最終の投票率は54.24%、全国平均よりやや下。)
そして結果は、
小選挙区・自民189公明9立憲民主57維新16国民6共産1れいわ0社民1
比例区・自民72公明23立憲民主39維新25国民5共産9れいわ3社民0
ということで、
自民261公明32で与党は絶対安定多数を確保。
立憲民主は96社民1共産10れいわ3と
「護憲」は無所属当選者を含めても110議席をわずかに越す数で
改憲を阻止できる155以上に届かなかった。
そして日本維新の会は41と
前回を4倍(11)も上回る躍進を遂げた。
(私の選挙区である千葉6区でも維新の候補者が比例で復活した。)
衆議院選挙速報2021 開票速報・選挙結果 -衆院選- NHK
衆議院選挙2021 千葉(銚子・市川など)開票速報・選挙結果 小選挙区 NHK
結果的に自民は大物候補の選挙区の落選が出たが
(比例で復活)
枝野幸男代表も当確が出たのは日付が変わった昨日0時すぎと
維新以外はそろって
痛み分けといった感じだった。
だから負けたという実感がないというわけ。
野党共闘についてはそれなりの結果が
選挙区ごとに出ていたが
やっぱり自分のところで当選したかどうかで
実感が違ってくるというのは残念だった。
(日刊ゲンダイの記事によると野党一本化217選挙区で
野党候補は62勝。)
また大阪府の選挙区では
「自民VS維新」の構図で辻元清美など
「それ以外の野党」がはじかれたには
納得いかない人も多いだろう。
しかし、それで諦めたりする必要はない。
いまの枠組みをそのままにすれば
来夏の参院選に持ち込めるし
東京・神奈川・大阪などの複数区でも
野党共闘で確実に勝てる候補を
絞って擁立すればいいのだ。
(東京なら3~4人、神奈川・大阪・愛知・兵庫・埼玉なら2人、
3人区なら確実に1人でもいいと思う。)
そうすれば維新の拡大に「待った」をかけられるはずだ。
どっちみち1人区でも維新は候補を出して
比例票を稼ぐ戦略をとるかもしれない。
ならば迷わずいまから
野党共闘の候補を積極的に選ぶべきだし、
比例も「護憲」で統一名簿をつくってもらいたいくらいだ。
新たなる挑戦はもうそこまで始まっている。
(追記)
れいわの大石晃子さん、当選おめでとうございます。
与党と維新のデタラメと大阪都構想を可能にした
法律の廃止が実現できますように、
千葉からも応援します。
今さら聞けない「大阪都構想」| 特別区 (osakar.jp)
大石あきこWEBサイト - 大石あきこ (oishiakiko.net)