チェルノブイリ原発事故から35年たったが・・・

そうか、これを忘れていた。

今年の4月26日で

当時ソ連だったウクライナ

チェルノブイリ原発の事故が起こって

35年になったのだ。

チェルノブイリ原発事故から35年 - ペンは剣よりも強く (hatenablog.com)

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(ことしのチェルノブイリ子ども基金のカレンダー・4月)

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いまでは日本のマスコミでほとんど振り返ることがない

この事故をすっかり忘れている

日本人は多いのではないか。

そして、25年後に

東京電力福島第一原子力発電所

爆発事故が起きてしまった。

 

 

チェルノブイリの時は

日本にとってソ連は仮想敵国だった。

それゆえに事故の原因を研究・分析するより

ソ連という国は日本と違う異常な国家体制だから

こうなったと簡単に結論付けたのではないのか。

その後に、

安全神話」という科学的根拠のない思いこみが

政治・経済・社会に深くしみ込んだ原因が

日本に悲劇を招いたといえる。

 

日本は地震津波という

自然災害が原発に大きなリスクを与えることを

東京電力チェルノブイリ事故以降に

密かに研究していた。

しかし「原子力村」はその事実を隠し通し

日本の原発地震にも津波にも安全だという

ウソをまき散らしてしまった。

これが「安全神話」というものではないか。

 

チェルノブイリ原発事故は

ヒューマンエラーによってもたらした悲劇といわれるが、

福島の事故もさながら

重大な事実に目を向けようとしなかったことという点では

やはりヒューマンエラーであり

自然災害が原因とはいえない。

しかし当時の東京電力の経営陣はその責任を問われることもなく、

また日本国政府はいまだに

事故で多くの犠牲を負った人々に

本当の「謝罪」をしていない。

 

チェルノブイリ原発事故と福島第一原発事故

共通点があり、つながりもある。

だからいまの日本の政治は

それを忘れさせようとしているのではないだろうか。

コロナで報道が一色になっている中で

これを忘れてはならないと改めて誓うことにした。

チェルノブイリ子ども基金・事務局だより (goo.ne.jp)

チェルノブイリ原子力発電所事故の原因 (02-07-04-13) - ATOMICA - (jaea.go.jp)

www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/GN/GN9204.html 

原子力安全研究グループ・今中哲二)

また忖度で表現の自由を妨害する気か!今度は外務省! - shiraike’s blog (hatenablog.com)