辺野古を欲しがっているのはアメリカではなく自衛隊だ

(きのうのつづき)

あの玉城デニー沖縄県知事

「まったく聞いていない。認められない。」と言っていた。

そして地元の住民も

「何も知らされていない。」と言っている。

これはいったい何のことか。

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アメリカの海兵隊の基地として

普天間飛行場の代替施設となるはずの

辺野古」について

陸上自衛隊陸自)の「水陸機動団」を常駐させることで

海兵隊陸自との密約が交わされていたことを

沖縄タイムスがスクープした。(25日付)

その衝撃は地元・沖縄にとって大きなものだろう。

上の写真はきのう発売の「日刊ゲンダイ」、

高野孟(はじめ)さんの連載コラム。

この件について詳しく書いているが

陸自の水陸起動団は

中国や北朝鮮に政変が起きたときに

難民は東シナ海を渡って沖縄などの南西諸島を

侵攻するかもしれない。

そのために国土と国民を守るために設けられた。

辺野古だけでなく鹿児島の馬毛島も基地建設をめぐって

 31日の西之表市市長選の争点になっている。)

しかし高野氏は「意義あり」として

民主党政権で防衛相を務めた

森本敏氏(現拓殖大総長)に

「北の難民は鴨緑江を徒歩で渡って中国東北部に逃げる。

 海を渡ろうと思っても船がない。架空話でしょ。」

と突っ込んだ質問をすると森本氏は

冷戦が終わってソ連(現・ロシア)が崩壊したことで

戦車を並べて待ち構えていた陸自のやることが

なくなっちゃったのでと答えた。

そして野田政権のころに尖閣諸島の国有化という

選択をしたために日中関係が悪化、

それが「ウソから出たマコト」になったというわけだ。

まさに辺野古

アメリ海兵隊のためにではなく

陸自が欲しがっているから作っているということだ。

ちなみに岸防衛相は沖縄タイムスの報道に対して

水陸機動団の配備は考えていないと答えたが

制服組同士の「密約」があったかどうかは

答えなかったと。

これはまさに怪しい。

辺野古日米安保(同盟)のために必要でないのなら

建設をする理由はない。

この点は国会で野党は徹底的に追及してほしい。

これは沖縄だけの問題ではない。

日本全体の「軍縮」と

「コロナ禍」の解決にかかわる

重大事項と心得よ。

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