オスプレイ木更津暫定配備に「コロナ禍のドサクサ紛れ」で地元はカンカン

26日発売(27日発行)の

日刊ゲンダイに、

これまでの木更津オスプレイ陸上自衛隊)の

暫定配備を受けた

地元の怒りを詳しく載せた記事があった。

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これまで東京新聞や読売新聞の地域版などでは

オスプレイを整備・訓練する部隊の編成や

整備訓練の開始などを伝える小さな記事はあったが

これだけの大きな記事が出たのは

久しぶりのことになる。

オスプレイ来るな いらない住民の会」の

吉田勇悟会長はコロナ禍の影響で

抗議集会も会のメンバーとの会合も自粛し、

市の要請活動も控えてきた。

6月になってやっと会合が出来たとたんに

配備スタートを決めたのは

「腹が立ってたまりません。」

国会閉幕と同時に配備を加速させたことも

姑息だと記事は主張している。

また軍事評論家の前田哲男さんによると、

オスプレイは危険なので

ワシントンD.Cやニューヨークの上空を

飛べないようになっていて、

近郊に拠点をつくらないようにしてあるのに

日本は全く逆の形をとっていると。

まさに我が国は

アメリカにとことん舐められたということである。

何度でもいう。

木更津オスプレイ配備は

東京を含む首都圏の空を

危険地帯にする。

そうでなくても

羽田空港を離発着する新しいルートは

オスプレイの訓練飛行とぶつかる可能性がある。

今すぐにとは言わないが

将来的に重大な事故が起こる確率を

増やしているようなものである。

あくまでも「暫定」と政府・防衛省はそう言っているが

その期間はいまだに曖昧なままだ。

「木更津配備が都知事選で

 議論になってもいいくらいだ。」

記事の最後はそう結んでいる。

この問題は

木更津や千葉県だけの問題ではないのだ。

これからもこの矛盾を

強く訴えていきたい。

(追記)

26日、前述の吉田氏らが

市役所を訪れ、約8000人分の署名を提出して

配備反対を訴えたが

市の担当者は国が決めたことだからと

説明にならない言い分を述べるのみだったと

複数の新聞記事が伝えている(27日付)。

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