おととい10日、そしてきのうの夜、激しいカミナリと雨の音が
騒々しかった夜だった。
11日、台風の影響を受けた
千葉県の東南部(半島部・成田・銚子方向)の
電力関連の復旧が遅れるというニュースが
きのうの朝に入ってきた。
「電気がなく、熱中症対策に手がまわらない」
現場からはこの声が多く出てきたと
この日の「東京新聞」などが伝えている。
高圧線の支柱などが倒れたことと
夜の雷雨に伴う作業の遅れが大きいようだ。
きのうは朝こそは涼しいが、昼になる前から気温が
グングン上がり始め、蒸し暑さが広がった。
政府・経産省は車のエアコンを活用したり、
冷たいタオルを首に充てたり、冷たい飲み物を飲むなど
対策をツイッターで呼び掛けたが
現場感覚からすれば限界がある。
車を使えばガソリンが上がりバッテリーにも影響が出る。
ガソリンスタンドが営業できず給油制限をやっているのに
このまま車を動かし続けることは出来ないだろう。
冷蔵庫が使えなければ冷たいタオルや
冷えたものを飲めることなど出来ない。
この停電は二次災害ゆえに
行政が抜本的な対策に手を出しにくいとはいえ
これ以上いまの状態を続けないために
国と東京電力はいま以上に緊密に情報を交わして
早く復旧にめどをつけてほしい。
千葉県内の停電はいまだに38万戸以上。