千葉県東南部で台風15号の大きな被害が

腰を痛めて治療中の身でとてももどかしい。

9日早朝に上陸した台風15号で、千葉県は

千葉市から東と南(房総半島部)が

停電と断水でライフラインが大打撃をうけて

復旧が10日になってもままならない自治体が多い。

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(チバテレのニュース映像より)

君津市で高圧線の鉄塔が倒れ

他の電柱も強風と倒木によって倒され

それが停電の一因になったのだと。

一部の医療機関は非常用電源で対応しているとの

ニュースも入り

またラジオのニッポン放送

木更津にある送信所が止まってしまったので

AMの電波が減力放送(足立区の送信所を活用)に変更

せざるを得なかった事態まで起こったのだ。

しかし、県内のそれらの状況を詳しく知ったのは

夕方のことだった。

なぜならテレビは相変わらずの嫌韓報道がメインで

台風の被害は成田空港のことを含めて

実に大ざっぱ。(空港で合唱した人たちに癒された映像とか)

ラジオでは各局のワイド番組で

リスナーからの声が断片的に入るのみ。

NHKの大相撲秋場所中継でやっと

どの自治体のどの地区で給水車が出ていて

アルファ米などの非常食がどこで配られるかが

実況と一緒に映るL字画面でやっと見れた。

行政側の対応が情報として集まるのに

時間がかかったとしても

これでは東日本大震災の時の教訓が

伝える側として全く生かされていないのではと感じた。

同じ県内に住んでいても

停電の有無や復旧の状況で

まさに「天国と地獄」の差が出ているし

きめ細かな情報発信に手間取ると

ネットを中心としたデマが拡散される恐れがあるからだ。

きょうには多くの市町村の電力が復旧の見込みだそうだが、

情報の整備がきちんと進められることも

強く望みたい。

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