狭山市で犯罪被害者支援条例の勉強会

いやはやである。

「新聞うずみ火」の読者仲間である

Aさんのお誘いで

埼玉県狭山市の犯罪(交通)被害者支援団体

「オリーブ」の勉強会にお手伝いがてら

参加してきた。

場所は狭山市駅前の中央公民館(市民交流センターの中にある)

の第2ホールで、イスと机やプロジェクターの幕などの

設営の手伝いをして11時半に開始。

上の写真は「オリーブ」の佐藤咲子会長の挨拶。

その後に竹山律子さんによる講義を。

公益社団法人埼玉犯罪支援センターに勤める

NNVS認定(埼玉では唯一、全国でも16人しかいない)の

犯罪被害者支援コーディネーターだ。

www.nnvs.org

47都道府県では

既に犯罪被害者支援条例は制定しているが

埼玉県では市町村での条例制定が平成12年(2000年)に

嵐山町(見舞金制度)で施行されてから

現在まで盛んに進んでいまでは20市町に広がり

狭山市も今年度中に制定までいけそうだと。

講義では条例が制定される意義として、

警察・行政・民間の支援団体との連携で

(ワンストップサービス化)

直接的なサポートが確実に出来るということ。

そして条例をブラッシュアップすることによって

継続的な支援を可能にできることなのだと。

こちらの写真は若年層が犯罪被害(主に性被害)に遭ったときに

支援の窓口に相談ができるか、

そして「被害者にも加害者にもならない」ことへの

伝える活動の実施や啓発のことを説明したもの。

犯罪被害者支援は

「社会で支える、地域で支える」ことが肝心であって

それがなければ多くの悲しみや心身的ダメージから

落ち着いた生活に戻れる「スタートライン」に

早い段階で立つことができないことであり

住民たちがこの重要性に気づいて理解して

「温かい思いで、優しい手を」差し伸べることが

出来るかどうかにかかっているのだと。

まだまだこれから。

そういえば狛江の強盗殺人の実行犯は捕まったが

本当の「主犯」はまだ闇に隠れたままだ。

ご遺族の悲しみが取り残されているのではないか。

それに周囲がどれだけ気づいているか。

マスコミの報道では全く伝えられていない。

shiraike.hatenablog.com