日本全国のローカル鉄道が
コロナ禍のなかで苦戦を強いられている。
そして大規模な路線の廃止が予定されている。
「山線」と呼ばれる函館本線の
地元自治体の合意で決まった。
それだけではない。
決まったというニュースが
最近飛び込んできたのだ。
まず、石狩沼田~留萌間が来年3月で廃止になって
深川~石狩沼田間は3年程度存続させるという予定だそうだ。
通学する生徒たちの配慮のためだという。
もっとも留萌から先の
羽幌線と留萌~増毛間の廃止があってから
ずいぶんと残った区間は頑張った方だと思う。
鉄道好きにとっては貴重なローカル線としての
物珍しさもあったと思うし
私(50代)以上の世代といえば
映画「駅 STATION」が
増毛駅のシーンがたくさん出るなど
そこから留萌本線を連想する人もいると思う。
そして以前このブログで書いた記事も。
ここで出てきた「達布」もいまはバスとタクシーでなければ
行けない場所だが
かっては留萌から鉄道(天塩炭礦鉄道)があった。
しかし、炭鉱がなくなり貨物輸送が廃止になったり
沿線人口が減少が続くと
鉄道そのものが「地元おこし」として
活用されない限り
廃止は避けられないということか。
来年春までに再訪したいが
コロナ禍で予定が立てられない。
なんとももどかしい。
そういえば国鉄からJRに移行する時
自民党はローカル線を廃止させませんとか言ってたが
みんな忘れているようだ。
だから参院選でも争点にならなかったし
気が付いたら路線の存続を巡って
自治体にすべて丸投げ。
統一教会をめぐる問題にしてもそうだが
政権与党のお歴々は実に諸悪の根源なんですよね。