鉄道の日記念きっぷで大阪へ鈍行旅(往路)

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金曜日から「新聞うずみ火ジャーナリスト入門講座」を受けるため
大阪へ2泊3日の旅に行った。
交通手段を安く済ませようと思い、「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」を使った。
これだと東京・大阪片道1回で3060円(1枚で9180円)だから安い。
正直言って深夜バスを捜さなければいけないかなと思ったが、
鉄道好きにとってはこの切符の存在はありがたい。
普通・快速しか乗れないのは仕方がないが(青春18きっぷと同じ条件)、
JR全線乗り放題となればルートの選択技もひろがる。
そこで大阪までの「行き」は東海道線ではなく、
中央線経由で行ってみようと思った。
松戸から新宿まででて、立川から甲府行きの電車に乗る。

朝食のランチパックは信州デスティネーションにちなんだアンズジャム&ホイップ。
相模湖の次、藤野駅ではこんな風景を見た。

山にラブレターとそれを受け取る手の看板があった。
これはオブジェか街おこしなのかわからないが
ものすごいインパクトがあった。少々汚れていたのは残念だが。
甲府から松本行きに乗り換える。途中、茅野駅で駅弁を買う。

今年は諏訪大社御柱祭の年ということでこの弁当を出した
丸政さんのアイデア(元気甲斐で有名)に心から感謝。
中身も桜肉のそぼろ、わかさぎ甘露煮、氷豆腐、かりん羊羹、祭りちらしずしなど
信州名産品で埋め尽くされていた。この秋までの限定品。
塩尻からJR東海エリアに入り、313系の2両ワンマン車。
3連休と、便数が少ないせいかお客さんがけっこう乗ってにぎやかだった。

奈良井駅で。特急電車だと見逃してしまう風景。車窓からちょうどうまく撮れた。
中津川から多治見まで行き、ふと太多線のことを思い出して乗り換える。

駅の中の観光案内所にあった「うながっぱ」。
そういえば多治見は今年日本一最高気温を記録したことを思い出した。
太多線経由の岐阜行きはキハ11系の2両編成。

「可児」と書いて「かに」と読む駅です。
他に太多線には「姫(ひめ)」という駅もありユニークなところもある。
美濃太田から高山本線へ。「ワイドビューひだ」などと交換しながら
岐阜へ。JR線と名鉄線との連絡線(特急北アルプスが使った)がすっかり草ぼうぼうになってしまったのと対照的に、
JR鵜沼と名鉄新鵜沼との駅連絡通路が完成し、2つの駅が一体化されていた。時代の変化を感じた。

岐阜から東海道線にはいると夕方になり空が暗くなってきた。
米原から新快速で大阪まで一直線。午後6時半過ぎの到着。
約14時間の鉄道乗り継ぎ旅はなかなか出来る機会がないから、本当に楽しかった。
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