コロナウイルスの感染拡大は
依然として止まらないままだが
PCR検査や抗体検査を
幅広く実施させることには
国や都道府県(一部を除く)は
予算の関係などで及び腰になっているままだ。
そんな中で、世田谷区が医療・福祉従事者を対象に
独自のPCR検査を実施されることに
賛否両論が渦巻いているが、
私はむしろ遅すぎたと思っている。
最も命に向かい合っている人たちに
検査を行って、陽性だったら然るべき処置を
図るのは当然だと思うが。
千葉県でも白井市が
市立の教育・福祉施設の児童・利用者・職員を対象に
PCR検査を実施させることを決めたと
28日の東京新聞千葉面で伝えていた。
クラスター(感染集団)を抑えるのが目的で
県の保健所が「濃厚接触者」と
特定した人以外、また市外在住者
にも検査の対象者を
広げていくそうで、
利用者・職員などが濃厚接触が
施設内のふれ合いなどで起こったと想定して
検査漏れに対する不安の解消のためだと
市長が27日の定例会見で明らかにしている。
方法は唾液を採取するキットを
希望者に配り、学校などで回収して
市が委託した検査機関に引き渡す。
来月の市議会で補正予算を組むことを
提案するとのこと。
世田谷区がとやかく言われようとも
このような方式は
他の市町村で実施されても
何もおかしくないと思う。
要は住民の不安と不満に応えるために
税金が使われるのだから。
誰も文句をいう人は
いないはずである。