台風15号災害支援 松戸市社協からの報告

21日に行われた松戸市の災害ボランティアリーダー連絡会では、

主催の市社会福祉協議会社協)から

台風15号で被害を受けた県内の3市へ

職員を派遣したとの報告を受けた。

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(被災したJR浜金谷駅

派遣先と人数は

木更津市災害ボランティアセンター 9/18に2名

館山市災害ボランティアセンター 9/20~9/30に各々2名

富津市災害ボランティアセンター 10/5・6に各々4名

報告では館山市に派遣したときの活動が主だった。

最初の20日の時は館山の社協職員も

災害ボランティア受け入れのノウハウがなかったことから

社協のボランティアセンターが直接ボランティアの希望者を受け入れるなど

混乱があったが、市川市社協が中心になって

21日に災害ボランティアセンターを

立ち上げて本格的に希望者の受け入れや

ニーズの収集と依頼者の派遣を開始した。

派遣に際しては

屋根のブルーシート張りのニーズが多いことから

マッチングの段階で専門家4名・一般の人2名で

組んで送ることが出来るように配慮するとともに

活動に関する注意を呼び掛けるプリントは

ブルーシート張り作業に関する注意を特記した

プリントも新たに配布して

安全第一で無理のないように協力することを

呼び掛けた。

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また9月末は日中30度を超す猛暑が続いたことから

水分補給をまめに行うことと

センターで冷えた飲み物をたくさん待機させるように

したとのことだった。

こんなこともあった。

午前中に作業で派遣していたボランティアが

体調を悪くしたとの連絡が入った。

ただちにセンターに戻ってもらって

応急処置をしたところ体調は回復。

そこで本人はこのままじゃ帰るに帰れない

何かやらせてほしいと頼まれた。

そこで帰ってきた同じ災害ボランティアの人たちに

お菓子を配る仕事をしてもらったということがあったと。

活動報告を受けるときに難しかったのは

終了後の内容を聴いて、

状況がどうだったか、引き続き派遣をするときは

どのようにすべきなのかを知っておく必要があるのに

十分その話が理解できたかという点だったということも。

活動証明書をもらえば

高速道路料金と

千葉駅・東京駅の高速バス料金が無料になることなど

の幅広い配慮もあることも知り

これからも随時コーディネーターとして

19号の復旧への手助けを継続したい(既に館山に1名派遣)と

話の最後に。

一度センターを立ち上げれば

1000件ものニーズが集まり、

それに対して派遣できる件数は最高で200件以上という

数字に、もしも自分たちが立ち上げることになれば

どのような心構えが必要になるかを

改めて考えさせられた。

少なくとも組織を固めて

スムーズに運営できるための知識とチームワークが

必要だということは確認することは出来たと思う。

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