千葉の台風被害 ブルーシート張りをめぐって二次被害が起きていた

台風15号と19号、その後の記録的豪雨で

大きな被害を受けた千葉県では

被災した家の屋根を応急的に処置する

ブルーシート張りについて、

県の事業で紹介した業者との間で

高額請求や苦情などのトラブルが

続出している。

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20日の東京新聞の千葉中央面が伝えたもので

県は最も被害をうけた南部で

ブルーシート張りの施工が出来る業者が不足していることを受けて

なんと業者と依頼主とマッチングするサイト

「ユニオンテック」に委託して

事務局にネットか電話を申し込むだけで

業者が交通費と滞在費なしで来てくれるようにしたそうだ。

10月中旬から11月末まで

605件を受けつけ195件の契約が成立して

年内までにすべての施工が完成するが

そこでは工事費が自己負担であることを理由に

高額な契約の強要を迫られたり

また、ひどい例として

「施工業者から連絡が来ない」

「ブルーシートを貼ってもらったのにすぐにはがれた」

との声が県やユニオンテック、県消費者センターに

30件ほど寄せられたそうだ。

結局ユニオンテックはトラブルを起こした業者を

紹介リストから外したり

個別で対応したというが、

なによりもこの12月も末を迎える時点で

ほんとうにブルーシート張りを希望している

被災者の全世帯が

ちゃんと業者との照会に目途がついているのかが

さっぱりわからないのだ。

 

県側は16日の県議会総務防災委員会で

「業者が少ない中でこの事業を十分活用してもらった。」

と説明しているが、

605件の希望がすべてかなって

進行中なのかがわかりにくい。

それに工事費の自己負担が

ほとんどできない世帯はどのような

措置をしているのかもわからない。

被害が起きた直後は

ブルーシート張りは

各市町村の災害ボランティアセンターの

ニーズに応じて

無償でやっていたはずだ。

しかしニーズがブルーシート関係が殆どになり

経験者の少ないボランティアでは

危険が伴うということで

災害ボランティアセンターを閉鎖して

「千葉南部災害支援センター」を

設立させたのではないのか?

ならば県はこのセンターと連携して

希望する世帯のニーズを再調査して

それに基づいてユニオンテックでも

どの業者でもかまわないから

自己負担が少ないブルーシート張りの

施工業者の派遣を

責任をもってやるべきではなかったのか。

はっきりいって

お金がある被災者世帯はもう

ブルーシートよりも瓦屋根の吹き替えを

始めているはずだし

すぐにとはいかなくても

業者をさがして施工をしてくれるのを

まっているはずだ。

いくら年内までにブルーシートを張ったところで

今度は屋根の本格的な復旧工事を

どうするのか?

それでまた費用がかかるとしたら

いつまでたっても

復興と言い難い状況が続くばかりだ。

それでトラブルが続いているのだから

立派な二次被害ではないのか。

こんなわからないことが

放置されて同じ千葉県民でも

関心が薄れたり、なくなってしまっているのだから

もしも自分が被災者だったらと思うとゾッとする思いだ。

千葉県はすべての被災者に

屋根の全面復旧ができるように

予算と補助金をつぎこんでもらいたいのである。

県政を私物化する知事がいるから

仕方がないなんて決して言わせない。

冗談じゃないのである。

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