「36年間の全てを思い返すようで、涙が出てきました。」
11日のリハーサルに参加してくれた、松戸自主夜間中学
の榎本博次さんが、音楽劇「虹色のえんぴつ」を聞いた
感想をこう寄せてくれた。これで正団員から私を含む
地域団員(今回限り参加の)のモチベーションが一気に
アップして「それでは当日頑張ろうね!」という
団長(太田幸子さん)の終了後のあいさつに
みんながそれぞれにうなづいた。
(写真はいずれも市民会館でのリハーサルにて)
そして迎えたきのう12日。
森のホール大ホールの1階階段下にて10時集合。
体をほぐす体操を念入りにやり、
発声練習も2度もやった。
「はるかぜ」正団員男性と一緒にやったのと、
その後にも女性の地域団員と集まってもう一度やったから。
(2度目の発声練習のときに撮影)
体操のときは首や腕、そして顔面の筋肉をときほぐしたり
もんだり伸ばしたりしたのだが以外に疲れがでてくる。
しかも発声は普段の練習では20分程度なので
その3倍ぐらいの時間で声を出し続けると、
やはり疲れが出てくる。しかしこれが緊張状態の体を
うまく弛緩にもってくることが出来た。
一時休憩のあと11時40分に第一部のリハーサルが
終了直前のところを大ホールの中へ。
かなり時間が押して音楽劇の第三部リハーサルが
始まったのは開場時刻の一時間前。
劇の部分の場当たりをやり、合唱する側の
入退場の確認をやってから通しに。
結局細かい注意はないままこれで本番に行こう
というよりは開場五分前になったから
演じる人だけ舞台裏で少し確認するだけで
慌ただしく楽屋へもどる。
あまりにも疲れが出たので昼食がとれるかと
不安だったが、買っておいたメンチカツドッグと
ミートパイと八柱あんぱんはスンナリと
胃袋におさまった。
そして開演、第一部は3階の座席で見た。
素晴らしい合唱が続き拍手の連続。
写真に残せなかったが「相馬野間追い」の時には
甲冑姿で馬(模型)に乗った地域団員(と協力してくれた方)が
登場して場を盛り上げた。また
北小金にある関さんの森をテーマにした「今出来ることの一つ」
ではこどもたち(団員さんの知り合いの関係で)が一緒に
歌とダンスで参加した。
第二部は郷土部による和太鼓と正調花笠踊り。
障がい者と健常者に一緒になって本格的な
演奏をしている姿にも大きな拍手が送られた。
そして16時前、休憩の最中に舞台下手に移動。
いよいよ本番。暗い舞台袖から移動開始。
開き直っていこうと思ったが、やはり緊張で
心臓の鼓動が激しくなってきた。(つづく)