平成最後のセンバツ 習志野は準優勝

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2001年第83回夏の大会 習志野のペナント

テレビ中継で見なかったけど残念だった。悔しいと何度言ってもいい足りない

気持ちだった。決勝戦が東邦(愛知)に0-6の完封負けで

千葉県勢初のセンバツ制覇は成らず。習志野高校は準優勝に終わった。

しかしスター選手不在で全員野球で勝ち上がること自体が

予想外だった。しかも準々決勝、準決勝はいずれも逆転勝ちで

さらに重盗などで足を使って揺さぶりをかけて

後はエンドランなどで点を確実に積み重ねる野球は、

これまでの習志野のイメージを変えるものだったと思う。

投手も早い段階で継投策を打つことで

失点を最小限に食い止める作戦が的中したが、

決勝ではそうはいかなかったようだ。

ここで「日刊ゲンダイ」の松崎菊也さんの「さあさ、お立ち合い」

あの星稜戦の「サイン盗み」の騒動。

明徳義塾の馬淵監督曰く

『(盗みを)やってくるもんだと思って、うちは複雑なサインを出してるよ』

でも高野連はサイン盗みはやってはいけないというルールがあると

『ルールで縛ると野球じゃなくなる』

「ルールはあってないようなものだト、

ルールを無視して好き放題にやるのが高校野球だト、いちいちルールなんか

守ってたら野球ができるかいとおっしゃっているわけでですよね。」

と菊也さん。そしてだったら簡単なことでしょうにということで、

『サイン盗みされたら倍盗み返し、塁上の選手だけでなく、バックネット裏、

 球場全体、うんにゃあらゆるIT技術を駆使して情報戦を展開し、

 相手の声なんか爆音でかき消すブラスバンド総動員して絨毯爆撃のように

 相手を殲滅のが高校野球である』と明文化すりゃいいだけの話だろ?と。

しかし東邦も世界遠征から帰って来たばかりの

マーチングバンドが準決勝から応援に加わり、

「美爆音」の習志野吹奏楽部を打ち負かしてしまったのだから

別な意味でのオチがついてしまった。

何はともあれ夏の県大会が今から楽しみになってきた。

習志野高校、最後までセンバツを楽しませてくれてありがとう。

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桜咲き 花散り後に 春うらら (自作)

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