28日にパリ五輪のアジア地区代表の最終決定戦が行われて
なでしこジャパンが北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)相手に
2-1で勝って五輪本選の出場を決めた。
しかし、残念だった。
NHK総合テレビで生放送してたのに見なかったのだ。
てっきり生中継ってやらないだろうと勘違いしたから。
すったもんだの末に
第三国(サウジアラビア)で行われたアウェー戦も
録画中継でしかも深夜(24日)にNHK総合で
放送されただけ。
おまけに国立競技場で行われる試合の前売り券について
ゴール裏の売り上げがホームよりもアウェーのほうが売れているので
ぜひ国立にきてほしいというニュースが伝えられたのが
試合当日の朝。
その後、9時になってホーム側が逆転して
ああよかったねという結果になったが、
そういう話ばかりが伝えられていたので
テレビでやらなくても当然かと
勘違いしてしまった。
(29日発売の日刊ゲンダイより。)
ワールドカップを制した2011年と違って
なでしこジャパンに対する世間の関心がいま一つになっている。
Jリーグと同じ新しいトップリーグとして
WEリーグが誕生したが、
Jリーグほどに広報の充実というのが感じられない。
男子と違ってトップリーグと代表との連動がない。
これは男女格差をサッカー協会が意図的じゃなくても
そういうふうに作っているのと同じと思う。
ただ今回のパリ五輪出場で
女子サッカーの関心が高まるとの声もある。
本当にそうなってくれると良いのだが。
でないとサッカーの世界でも
新たな「差別」が根付きそうで怖いのだ。