#佐々木成三 さんから聞いた昨今の #犯罪 の変化と「自分のことは自分で守る」の重要性(理論編)

(きのうのブログのつづき)

10月21日の土曜日に埼玉県狭山市市民交流センターの

コミュニティーホールで開催された

埼玉県狭山市の犯罪被害者支援条例制定記念の講演会。


f:id:shiraike:20231022045511j:image


f:id:shiraike:20231022045525j:image

(主催は一般社団法人オリーブ)

元埼玉県警捜査一課刑事で

現在は一般社団法人スクールポリス理事や

株式会社ブルーミングエージェンシーの代表として

犯罪予防の活動を行い、

最近では「ひるおび」「ミヤネ屋」「大下容子ワイドスクランブル

そして「徹子の部屋(6月22日)」の出演などでも忙しい

佐々木成三(ささき なるみ)さんだった。


f:id:shiraike:20231021233443j:image

1時間の講演はとにかく楽しくそして

アタマを使ったり深く考えさせられたりと

犯罪に巻き込まれるがイヤならば

「自分のことは自分で守る」ことが大切だということを

学んだという感じだった。

俗に言う特殊詐欺は

いまでも古典的な「オレオレ詐欺」と「預貯金詐欺」は

現時点でも被害者数は増えている。

さらに「架空料金請求詐欺」はさらに増えているという。

www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp

そしてこれらの加害者は

実行犯である「受け子」などは約90%の確率で検挙しているが


f:id:shiraike:20231021233711j:image

これらを操る「中枢被疑者」、

つまり「ルフィ」のようなのがパクられたのは

少数(2458人中41人!)


f:id:shiraike:20231021233510j:image

だから「こんな奴らに財産を奪われてはいけない!」

それではどうした良いのか?

最近は電話やドアホン、そして防犯カメラが

どんどんアップデートされていて

電話だったら通話前にコールセンター業務のように

「この通話は記録のために自動録音します」

これで詐欺犯はマズいと感づいて電話を切る。

それでも電話をかけ続けると受話器を取り上げるまえに

「登録されていない相手からの電話です」とアナウンス、

そうなれば受けるがわが警戒する。

それでも受話器をとったら本当に全部録音して

通話内容が記録される。

そういう詐欺対策のとれた電話機があると佐々木さん。

なんとそれを売ってるPanasonicのアドバイザーもやってるそうだ。

channel.panasonic.com

防犯カメラもいまでは

不審者を見たり記録するだけでなく

「何やってるんだ!」と家族の声をカメラのほうから

音声を出すことが出来るようになったそうだ。

このような知識と実践のアップデートによる

「攻める防犯」これは重要なのだと。


f:id:shiraike:20231021233639j:image

そのためには

正しく知る力を身につけること。

まず疑うことから始めること。

ソース(情報元)はどこなのかを確かめること。

そして情報を仕入れたら(インプット)、

その裏付けをとることを忘れないこととして

アウトプットを意識すること。

それが「刑事力(デカりょく)」というもので

以前だったら警察に任せていたことを

自分たちでもやってみてほしいのだと。

では、どうすればいいのか。

(つづく)

shiraike.hatenablog.com