は~い 緊急事態宣言21日に解除ですよ!

特に意外性はない。

やっぱりそうだよな、

みんなが予想した通りだ。

18日夕方、政府は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県

のコロナ感染に関する緊急事態宣言を21日に解除することを

記者会見で発表したのだ。

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きのうは用事のため仕事を休んだので

NHKニュース7で

記者会見の一部をみたが

諮問委員会の尾身茂会長を隣に立たせて

説明できないところを代わりにしゃべらせた。

しかし尾身氏も「サーキットブレイカー」とか

マンボウ」とか訳の分からない言葉を並べ立てて

ひたすら防戦一方といった感じだったが

とても国民に強いメッセージを伝えるといった

雰囲気は一切なし。

終始首相は真っ青な顔で目があっちこっちにいっている。

これでは説得力がない。

唯一表情を変えたのは

なんとフリーランスで参加していた

大川興業」の大川豊総裁が

支援策として「電子マネー」などを活用すべきではないかと

言った時だけ。

表情をやや笑顔に変えて

ドヤ顔気味に。

いかにも「東北新社」や「NTT」なんて

問題にすることじゃねえんだよと言わんばかりの態度だった。

その大川さんはスーツ姿ですっかり髪の毛が交替して

あの学ラン姿のイメージがすっかりなくなっていたのが

哀れみを感じさせる。

さらにやはりフリーの安積明子氏から

若者とくに女性の自殺者数が増えることについて

問いただしたら

やたらに「財政」という言葉を連発。

すなわち支援はしたいけど

国の予算は限られているので

とりあえずNPOなどの支援を活用していただいて

出来る限り、というより最低限(言葉にはしないが)公助をすると。

ちなみにマンボウとは

「蔓延(まんえん)防止等重点措置」とのことだが

東京都の幹部の声の通り、

「もう言葉の力は限界だ」。

確かに、もはや「万策尽きた」という次第。

 

いまやドラッグストアで

PCR検査を自己負担で出来るようになったが、

自覚症状がないかぎりは

「べつに、こっちはピンピンしてるから。

 熱が出たり味覚や嗅覚がなくなったら

 検査すりゃいいんだろ。」

これが庶民の本音だ。

ちなみに用事を終えて

北千住や品川、新大久保などを買い物で回ったが

人通りは多かった。

リバウンドなどいつ起こってもおかしくはない。

でも政治の側は病床稼働率が少なくなっているから

解除するのなら

もはや「陽性」なんて問題にならない。

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(私の住む千葉と神奈川が下がったことが解除の理由になった?)

しかし、10~20歳代の感染者数が上がってきたことについて

「SNSなどの情報発信が足らなかった」と首相。

何を言ってるんでしょうか?

若者たちは各種行事の中止や

オンライン授業、さらに就職活動の困難などで

コロナ感染の脅威を十分に知り尽くしている。

いまの若者は遊び惚けているヒマがない、

むしろ将来のことを不安に思っている。

それが分からないんじゃどうしようもない。

 

25日には福島県から五輪の聖火リレーがスタートする。

会見で力説していた「いまが大切な時期」は

コロナではなくて

自分の立場の延命のためにオリンピック・パラリンピック

利用するのはわかっている。

コロナにかかりたくなければ

もうお上の言うことを聞かずに

体に無理をかけるようなことをしないのが

一番だと思う。

【詳報】菅首相、若者へ発信不足認める「SNSとか」 [新型コロナウイルス][政治タイムライン]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

マンボウが政権の吉兆占う?いまや官邸の共通語|【西日本新聞ニュース】 (nishinippon.co.jp)

大川総裁「コロナ予防ポイント」提言に菅首相好反応 - 社会 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)