ふたつのマスクで思うこと

4月29日、祝日でふつうなら仕事だが

休暇をとって「新聞うずみ火」の読者同士で

食事会を、といっても

都内ではなく埼玉県のほうで、

以前行ったイタリアンの店。

それも小人数。換気対策で

店の扉は開いたまま。

スタッフの皆さんはマスクを着用。

本当に大変な中でありがたい。

メインはしらすとあさりのペペロンチーノ。

春の旬を味わった。ありがたいこと。

しかし、話の中身は

コロナウイルスの影響で

あれも中止、この予定もダメ、

このイベントもどうなるかわからないと

楽しい話題がなかなか出てこない。

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そうしたら、この店で

手作りの布マスクを売っているとのことで

見せてもらった。

鼻に当たるところまで丁寧に縫い目が入っていて

丈夫さがあるが、やはり女性向けのデザインばかりだった。

これはやむを得ないだろう。

でも中には寿司ネタの手ぬぐいから作ったのや

アナと雪の女王」のものもあり、

「これは著作権に反しないのかな?」なんてこともあるが

大量生産ではないので許していただこう。

でも見ているだけで何かホッとした気分になった。

 

会を終えて帰宅途中に寄った

酒の量販店でマスクが売られていた。

50枚で3000円。

お一人様ひと箱の制限つき。

まだまだ高い。

そういうこともあって

誰も買おうとしていない。

当たり前のことだ。

そして駅に再び入る前に

山谷の炊き出しの支援カンパを呼び掛けていたので

カンパのバケツにわずかながら入れる。

「『新型コロナ』で再び

 『非正規切り』が始まっています。」

マスコミで取り上げることがない

苦しみと向かい合う。

荒川区の町屋でのことだった。

 

ちなみに我が家は

まだアベノマスクは届いていません。

 

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